「v6プラス」のIPv4でできること、できないこと


v6プラスを使うことで、利用できないサービスはありますか。 (@nifty)

@nifty(提供元はJPNE)のIPv4 over IPv6サービス「v6プラス」におけるIPv4は、上位ネットワークにおいてIPv4グローバルアドレスが共有されるため、一部サービスが利用できなくなります。利用できないサービスについて、具体的には以下のようにアナウンスされています。

・@niftyフォン
・固定IPサービス
・以下の条件にあてはまる場合、ご利用いただけない場合があります。
※ 特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
※ 利用可能なポート番号が制限されているため、特定のポートを使うサービス
※ IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス

「IPv4グローバルアドレスを共有するネットワーク」であるため、自宅サーバー等グローバルIPv4アドレスを使用する利用方法はできないのは間違いないのですが、それ以外の実用ベースで使われることが想定されるサービスをいろいろ試してみました(ただしIPv6のおかげで正しく動いている可能性があることは留意しておく必要があります)。なお以下でiPhone/Androidを使用した場合は、特に記述のない限りモバイルデータ通信はOFFにしています(つまりv6プラスでの通信が保証される)。

—-
【1. プッシュ通知】

iPhoneのAPNS、AndroidのGCMとも正常に動作しました。なおiPhoneはFacebook メッセンジャー、Androidは拙作「札幌地下鉄Push」の開発環境で確認しました。

【2. メールのリアルタイム着信】

iPhone(Outlook.comアカウントをメールアプリに設定)、Android(Gmailアプリ)で試した限りリアルタイム着信に問題はありませんでした。

【3. VoIPアプリ】

Skype、LINE、カカオトーク、Google ハングアウトを用いて、iPhone版とAndroid版を用いて片方を携帯電話網、もう片方をv6プラスにして通信を確認しましたが、メッセージの送受信、通話(音声・ビデオ含む)の発着信・通話とも正常に動作しました。

言うまでもないことなのですが、通常のWebブラウジングやアプリのダウンロードで問題は発生していません。

【4. サーバー管理】

SSH、FTP、SFTPは問題なく通りました。
—-

まだv6プラスを使い始めて日が浅いので何とも言えないのですが、全体的にはうまくグローバルIPv4アドレス共有を意識させないようにしているなという印象です。自宅サーバーやらポート固定してのゲーム運用やらを考えると厳しいところもありますが、一般的な利用には問題がなさそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.