USB PD対応モバイルバッテリーやACアダプターは意外とPD以外の急速充電に対応している


USB PD(Power Delivery)は、USBケーブルを利用して最大100W(20V/5A)の電力を供給できる規格です。スマートフォンなど、比較的電力の小さい機器への給電に利用されることが多いUSBですが、PDを利用すれば、より電力の大きいノートパソコンなどへも給電でき、スマートフォンの充電時間が短くなることも期待できます。最近ではスマートフォンのほか、AppleのMacBookやMacBook Proなどのノートパソコンにも、PD対応機器が増えてきています。

さて、最近購入したPD対応のモバイルバッテリーやACアダプターを利用して、PD未対応のスマートフォン(HUAWEI P9)を充電すると、なぜか急速充電になりました。PDとは別の急速充電規格であるQualcomm Quick Charge対応機器でもP9が急速充電になり、ちょっとわけがわからなくなったので、自分で調べてみることにしました。

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2018年の「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」、買う理由を探している方へ


昨日は買わない理由をいろいろ書いてみましたが、今日はうってかわって、iPhoneの2018年モデル「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」を「買う」理由をいろいろ考えてみます。

1)画面が大きい

最もわかりやすい利点といえるでしょう。一番小さいiPhone XSでさえ、iPhone 8以前の4.7インチモデルが「こんなに小さかったのか」と思わせるインパクトを持っています。

2)iPhoneの未来はここにある

iPhoneは2017年の「iPhone X」でホームボタンを排除して顔認証の「Face ID」を採用し、それに合わせて操作体系が変わりました。2018年登場の3機種はすべてiPhone Xと同じ、新しいフォーマットを採用しています。ホームボタンを前提としてiPhone 8以前のフォーマットが復活することは今後ないでしょう。その意味で、自身を新しいフォーマットに適用させる必要がどこかで必ず発生します。それは今年かもしれません(もちろん去年の人もいたでしょうし、来年以降の人もいるかもしれませんが)。

3)アプリが優先的に対応するかも

2017年のiPhone Xの時点では、まだまだiPhone 8以前が中心だったので、アプリのiPhone X対応は「ついで」になりがちでした。2018年以降、徐々にアプリの対応はiPhone X以降がメインになり、むしろiPhone 8以前への対応が「ついで」になっていく可能性があります。

4)新技術より直近の快適さ

昨日の記事では、2018年モデルが早い段階で技術的に陳腐化するのではと述べましたが、それで何かが不便になるかというとそうでもないでしょう。少なくとも直近数年は、Wi-Fiや携帯電話ネットワークの規格が1世代古くても不便はないはずです。ただし、USB Type-C対応だけは注意が必要かもしれません(Lightningが導入された後のDockコネクタの扱いを思い出してください)。この秋にUSB Type-Cを搭載して発表されるとうわさの新iPadを確認してからでもよいかもしれません。

5)意外と手に入りやすいかも?

発売から1日経過した9/22現在、iPhone XS/XS Maxはやはり多くのモデルが売り切れていますが、いつものように完全になくなっているわけではなく、色や容量によってはフリー在庫が残っています。意外と早い時期に在庫が潤沢になり、手に入れやすくなるかもしれません(価格の話は置いておいて)。

まとめ)さあどうする?

湯水のようにお金を使えて、「今年も買う、来年も買う、その次も(ry」という人ならば、迷わず2018年モデルに手を出せばよいでしょう。そうでない多くの人は、買う理由・買わない理由をいろいろこねくり回すことになりそうです。まとめと言いながら全くまとまっていませんが、皆様はどうしますか?

2018年の「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」、買わない理由を探している方へ


本日(2018/09/21)、iPhoneの2018年モデル「iPhone XS」「iPhone XS Max」が発売されました。少しお安い「iPhone XR」は10/19から予約開始、10/26発売予定です。いずれも2017年の「iPhone X」ライクな(ほぼ)全画面ディスプレイや、顔で認証するFace IDなど、いままでのiPhoneのイメージを覆すラインナップになっています。

すでに購入された方、これから購入予定の方もいらっしゃると思いますが、この記事ではこれらの2018年モデルを「買わない」とすればどのような理由があるのかを考えてみます。

1)高い

いたるところで言われている通り、今年のiPhoneは高いです。携帯電話に10万円オーバーの資金を投入するのははばかられるという人もいるでしょう。ただ高いだけならば「ほしいものにはお金を惜しまない」という考え方もアリですが、ともあれ、もう少し話を続けます。

2)Wi-Fiの新規格

スマホには欠かせないWi-Fi、実は新しい規格の登場が間近です。。直近では、現状の「WPA2」を長期的に置き換える新しいセキュリティ規格「WPA3」が正式発表済みで、2018年末以降に対応のアクセスポイントが登場する見込みです。また、より高速な通信規格「802.11ax」が規格策定中で、2019年末ごろに正式版になる見込みです(それより前に「ドラフト版」対応の機器が出てくる可能性があります)。2018年のiPhoneは、当然これらの規格には対応していません(WPA3はアップデート対応可能? 802.11axは無理でしょう)。

3)5Gの動向

現状の携帯電話ネットワークは4G(第4世代)です(LTEとか3.9GとかLTE-Advancedとかいう話題にはここでは言及しません)。こちらもやはり、次世代となる5G(第5世代)の登場が間近に迫っています。日本ではNTTドコモが2020年、オリンピックまでには導入するとしています。これから先2019年以降、5Gの話題がどんどん出てくるでしょう。

4)通信規格の変更は大きくない

iPhone XS、XS Maxでは、4×4 MIMOに対応することで「ギガビットLTE」に対応したことをアピールしています。また、Wi-Fiで利用している免許不要の5GHz帯を利用したLTE通信「LAA」に対応しています(いずれもXRは非対応)。

しかし、通信規格で新しくなったのはそのくらいで、例えばLTEの対応周波数(バンド)は、1世代前のiPhone 8やXと変わらなかったりします。速度向上に効果が期待される3.5GHz帯(バンド42)も、iPhone 8/Xから利用できます。

5)USB Type-C(USB-C)の噂

2018年10月に発表が期待される新iPad Proでは、接続端子としてUSB Type-C(USB-C)が採用され、2019年のiPhoneも既存のLightningからUSB-Cに移行するのではという噂があります。USB-Cは、すでにAndroidスマートフォンで採用が進んでおり、Appleも現行MacBookやMacBook ProのUSB端子として採用しています。MacBookに採用されているUSB-Cが、このタイミングでiPad Proに採用されるのは自然で、それならば2019年のiPhoneがUSB-Cになっても不思議ではないでしょう。

まとめ)2018年のiPhoneはすぐに陳腐化するかも?

2018年のiPhoneは「高い」ことを最初に述べましたが、問題は高いだけではなく、いろいろな技術の切り替え期に発売されるため、比較的早く陳腐化してしまう可能性があることに注意する必要があります。この手の商品は「ほしいときが買い時」で、待っているといつまでも買えないものですが、高い買い物ですので、先行きの可能性だけは知っておいてもよいのではないでしょうか。

【北海道胆振東部地震】停電時の携帯電話ネットワークについてメモしておきたい


2018年9月5日深夜3時過ぎに発生した「平成30年北海道胆振東部地震」と、それに伴う全道の長期停電において、札幌で自分が体験した携帯電話ネットワークの事象についてメモしておきたいと思います。

地震発生直後

自分とその周りで所有していた契約はdocomoとSoftBankです(KDDIは契約なし)。まず、停電発生直後、SoftBankのB41(AXGP)基地局がダウンしました。これはAXGP基地局にバックアップ電源がなかったためと思われます。電柱の上にアンテナがついているような、比較的軽量な基地局が多いAXGPだけに、これは仕方がないところ。B41が落ちても、SoftBank端末は別の基地局の電波を捕捉して通信ができました。

その後しばらく

その後しばらくは、docomoもSoftBankも正常に通信ができていました。通話制限もかかっていなかったように覚えています。半日〜1日くらいで、SoftBankが4Gから3Gに落ち、docomoは4Gを維持するも通信が不安定になりました。このタイミングで基地局のバックアップ電源が尽きたのでしょう。しかし、一晩経過するとSoftBankは4Gに復帰し、docomoもきちんと通信できるようになっていました(この段階で周辺はまだ停電が続いていたにも関わらず)。

停電解消後

停電が解消されるとSoftBankのB41基地局も復帰し、元の通信環境が戻ってきました。

感想

振り返ると、全道停電というシビアな状況下にも関わらず、携帯電話ネットワークはよく粘ってくれたと感じます。停電しているのにWebやTwitterで情報を集められ、家族や親類に電話ができるというのは、一昔前では考えられないほど恵まれているといえます。

常日頃「料金が高い」と批判を受けることが多い携帯電話事業者ですが、時に命綱となりうるインフラを支える責務に対する対価であるということも、すこし考えておく必要がありそうです。

【もしかして】札幌、あまり節電してなくない?


地震に伴う苫東厚真発電所の停止で、2割の節電を求められて居る北海道ですが、9/10の札幌市街をみる限り、そんなに節電されていないのでは? と思う事しきり。

交通機関の駅や車両の証明、コンビニや店舗の看板、以外といつも通りな所が散見されます。週明け1日目で対応が間に合っていないのだと思いたいところ。

とりあえず自分のまわりではいろいろ頑張ってみようと思います。