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スバルがWRC撤退なんて…


富士重工業 世界ラリー選手権ワークス活動の終了について (富士重工業:PDF)

「スバル」こと富士重工業は、今シーズン2008年を持って、世界ラリー選手権(WRC)から撤退するとのことです。

こういう世界情勢の中では無理からぬこととは思いますが、スバル乗りとしては寂しい限りです。ちょっと気になるのはインプレッサの位置づけ。インプレッサは誰がなんと言おうとWRCのベースカーであることが最優先で開発されて来ましたが、今後は速さ以外の価値観を提供することが求められてくるでしょう。スバルがインプレッサの価値観をどこに見いだすのか、注目していきたいと思います。

インプレッサ乗り比べ


スバルのお客様感謝デーに出かけたときに、インプレッサを数台乗り比べたのでメモメモ。なお当方生粋のスバリストなのでかなりバイアス入ってますあしからず。また現在はレガシィの3リッター乗っていますので比較対象がそこにあることをご了承ください。

【15S(1.5リッター)】

インプレッサのベースグレード。レガシィと比較するとさすがに内装などチープさが目立つが、広さそのものは悪くない感じ。走行時は不快な振動は少ないが、さすがにエンジン音は車内に入り込む。日常に乗る車としてはまったく問題ない感じ。

【20S(2リッター)】

15Sと比較して発進時のトルクが増し、一生懸命アクセルを踏み込む感じが少なくなる。ただ言うほどの差はないのが正直なところ。外装も内装も15Sとほぼ差がないので価格差だけの価値を見出せるか微妙。

【STi】

パワーはさすがに暴力的。クラッチは重いが半クラッチ領域が意外と広く、慣れると楽に接続できる。シフトストロークが短く軽快にシフトチェンジができる。ブレーキが強化されているためか、街中ではいわゆるカックンブレーキ気味になる。とにかく早く走るためのマシンなので、内装の質感などを期待してはいけない。また同乗者になる予定のある人がいる場合、必ず助手席に乗せて感想を聞くこと。私の場合奥さん評は最悪で「タクシーみたい」とのこと(私のマニュアル運転が下手ということもありますがorz)。

ちなみに奥さん評としては15Sが一番乗り心地がよかったとのこと。どうやらインプレッサの魅力は最下位モデルと最上位モデルに集約されているといえそうです。