昨日(8/31)購入したAtomサーバーでVMware ESXiが動かなかった問題は、NICが正しく認識しなかったことが原因だったので、もうここまできたら徹底的にやろうということで、Intel PRO/1000 PT デスクトップ・アダプタを通販で購入しました。6,875円(税込)なり。もうAtomマザーボードと同じくらいの値段になってしまっていますが、片足突っ込んでしまったのが運のつきw。
それで、NICが届くまで、ESXiが動いたAtomサーバーで動かすOSを物色することに。当然今動かしているCentOSはそのまま移行しますが、ちょっと毛色の違うものはないかと探していたら「FreeNAS」なるものを発見。
FreeNASはFreeBSDをベースにNASに最適化されたOS(Linux風に言えば「ディストリビューション」)です。上の写真はサーバの起動画面。
起動画面で任意のキーを押すとCUI画面になり、ここで最低限の設定(IPアドレスなど)を行います。
ネットワークにつながってしまえば、残りの細かい設定はWebブラウザから行えます。ここでパーティションやマウントの設定、共有設定が行えます。NASとしてはCIFS/SMB(Windows共有)、AFP(Mac共有)のほかNFSやFTPなどもサポートしています。
CIFS/SMBの設定を行った例です。このようにWindowsから共有フォルダとしてアクセスできます。日本語ファイル名・フォルダ名も問題ないようです。
同じようなことは普通のFreeBSDやLinuxでもできるのですが、FreeNASはNAS用として最適化されているのがいいですね。AtomサーバでESXiが動いた暁にはぜひ導入したいものです。