VMware ESXiは、Linuxの準仮想化モードをサポートしています。平たく言えばXenのように振舞えるということですね。早速手持ちのCentOS5.2イメージを準仮想化モードで動かすように変更してみました。
といってもやることはkernel-xenをインストールしてそこから起動するようにするだけ。再起動すると、ブートメッセージの様子が変わり、準仮想化で起動していることを実感できます。
準仮想化は完全仮想化に比べてパフォーマンスに優れるらしいですが、うちの環境ではそもそもパフォーマンスを求める仕事をあまりさせていないこともあり、違いはよくわかりません。ただ害もないので、当面の間はこのまま準仮想化で走らせておくことにします。
追記:ESXi側にもParavirtualizationという設定項目があり、こちらもオンにしなければいけないようです。