地下鉄「携帯オフ」緩和へ (読売新聞)
鉄道での携帯電話使用は「優先席付近では電源OFF、それ以外ではマナーモードに切り替えて通話はNG、メールなど通話以外はOK」というのが全国的にも一般的でしたが、札幌市営地下鉄では「とにかく電源OFF、通話もメールもそれ以外もダメ」という立場を貫いてきました。ただ
市はこれまで、心臓ペースメーカーに悪影響が出るおそれがあるとして、車内では電源を切ることを求めてきた。しかし、今夏に実施したアンケートでは、電源をオフにしている人はわずか2割にとどまっており、ルールの緩和を求める声も6割近くに上っていた。
ということで、今回見直しが入るとのこと。実際地下鉄に乗っていても、携帯電話の電源をいちいちOFFにしている人はまずいないですし、操作をしている人もちょくちょく見かけます。「必ず電源OFF!」というルールを実際に徹底することは難しく、また意味がないという判断になったのでしょう。優先席付近では必ずOFFにしなければならない(それ以外では利用してもよい)という方が、優先席付近での電源OFFが確実に実行され、ペースメーカー利用者の保護という観点からもむしろ望ましいだろうと個人的には思います。