SoftBank冬モデル


発表されましたねぇ。931SHの画面の大きさとウィジェットに驚き、TOUCH DIAMONDとTOUCH PROが海外モデルの姿のままのダイヤモンドカットの背面で登場したことに歓喜し、830CAのペンギンに(昔使っていたW41CAを思い出して)懐かしさを覚え、NokiaモデルにSoftBankロゴがつかないことに感動し…と、全体に非常に盛りだくさんでした。

発表会の印象としては、孫社長だけでなく協業メーカーやコンテンツプロバイダの人が出てきて、協業しているんだよと言うことを強調している印象でした。私はこの辺、世間でささやかれていた危機説を払拭したいという意図を読み取ったのですがいかがでしょうか。

その危機の話ですが、SoftBankがとりあえず当面は大丈夫そうだと言うことが確認できた感じです。少なくとも機種を見る限りはSoftBankはやはり挑戦者としての勢いというかがむしゃら感を感じました。

最大のサプライズはiPhoneの絵文字対応(これは以前から噂がありましたが)と、外付けのバッテリー兼ワンセグチューナーですね。特に、バッテリー兼ワンセグチューナーは、そのバッテリーをiPhoneへの給電とワンセグチューナー(およびiPhoneへワンセグ動画を送信するためのWi-Fiデバイス)の駆動に兼用するという、何というか消しゴム付き鉛筆のような発想に感服です。

iPhone_battery

iPhoneは「日本のケータイにできることができないから仕方ないよ」といって売ってもそれなりの売り上げを望めるデバイスですが、そこに安住することなく「でも日本のユーザーにはこれが必要なんだ」という主張を曲げずにそれを実現したあたり、SoftBankのiPhoneにかける本気度を感じました。「ケータイをインターネットマシンにする」という孫社長の主張も、なんだか裏付けができてきたなあという感じで。

先日発表されたauの冬モデルと比較して、質的にも量的にもSoftBankが完全に上回ったなと言うのが個人的な印象です。あとは来週11/5にdocomoがどんな発表をするか(だいたいわかってますけどねw)、ケータイが売れなくなったとは言いますが、この冬商戦はおもしろいと思いますよ。私は個人的にdocomoを買い換えるって決まっちゃってますけどね(補足すると私はdocomo、au、SoftBank、EMOBILEのユーザーで、今回はdocomoを買い換えるということです)。

【追伸1】
とりあえず昨日今日でSoftBankがつぶれなくて安心してたりします。やっぱりSoftBank位のヒールがいた方が何かとおもしろいじゃないですか。

【追伸2】
シャープのハイエンドはFULL TOUCHこと931SHの他に、オーソドックスな折りたたみの930SHが発売されていますが、こっちはなんだか影が薄いですね。800万画素CCDカメラを内蔵したれっきとしたハイエンドなんですけど、今回の冬モデルの充実度に埋もれてしまった感じです。

【追伸3】
意外とミドルレンジモデルが充実したかなと。特にfanfun.2(830T)とfanfun petit. (831T)は、初代fanfun(815T)が長く売られたように、今回もロングセラーになるのではないでしょうか。

【追伸4】
プリモバイル機種として発表された730SC、日本語、英語、韓国語、中国語、ポルトガル語の5カ国対応というのが「らしい」なと。Yahoo!ボタンすらついていない完全なプリペイド専用設計ですね。

【追伸5】
C01SWというUSBスティック型データ通信端末が発表されていますが、下り7.2Mbps対応ってSoftBankの網側が対応してるんですかね?あとSoftBankってデータ通信定額プランがなかったような気がするのですが、近々発表されるんでしょうか?最近の情勢だと、定額プランがなければいくら7.2Mbpsでも売れないでしょうから期待したいところ。

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