国内初、HSUPA規格を導入、送信最大通信速度1.4Mbpsに高速化 対応端末3機種の販売を開始 (EMOBILE)
W-CDMAの下り高速化オプションがHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)で、こちらはdocomo、SoftBank、EMOBILEとサービスが提供されていますが、上り高速化オプションのHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を、日本で初めてEMOBILEが商用で導入するという話題です。
HSUPAの導入により、上りが従来の最大384kbpsから、最大1.4Mbpsまで高速化することになります。下りはHSDPAの最大7.2Mbpsが適用されます。
対応端末は3機種、D21HW、D21LC(以上2機種はUSBタイプ)D21NE(PCカードタイプ)となります。
左から順にD21HW、D21LC、D21NEです。しかしD21LC…発表直前にD12LCとか買った人暴動起こしそうですねw。1と2が逆になるだけでこうも違うとはw。
EMOBILEからは他に2機種新製品が出ています。シンプル音声端末E.T.ことH12HWと、USBデータ通信端末でありながら通話やミュージックプレーヤーとしても使える位置づけのH11LCです。
フィット感と使いやすさを重視したシンプルケータイ「E.T. (H12HW)」を12月より発売 (EMOBILE)
通話やミュージックプレイヤー機能も搭載したUSBデータ通信端末 「H11LC」を発売 (EMOBILE)
H12HWはなんだかシンプルで個人的に好みの端末です。液晶もQVGAと最低ラインをクリアしていますし、セカンドケータイとして使える感じです。一方のH11LC…いいですねぇこの変態振りw。国内他社には絶対発売できない端末ですね。
HSUPAの他社に先駆けた導入といい、ニッチ市場に訴える商品展開といい、EMOBILEは自分の立ち位置を心得ているのかなと思ったのですがいかがでしょうか。