今日(11/10)は毎月恒例、各社の10月純増数が発表になりました。
キャリア | 純増数 | 備考 |
docomo | 32,700 | 2in1:-7,600 モジュール:11,900 |
KDDI | 46,700 | モジュール:15,900 |
SoftBank | 118,400 | ダブルナンバー:1,000 モジュール:-200 |
EMOBILE | 102,500 | |
WILLCOM | -22,700 |
今回注目すべきは、トータル純増で2位になったEMOBILEでしょう。Touch Diamondが発売されたほか、PCとセット販売のデータカードが伸びたことが考えられます。既存キャリアと食い合わないところで市場を確保しているのが奏功しているようです。その割をもろに食っているのがPHSのWILLCOMといえます。3ヶ月連続の純減は苦しいところ。
また先月は好調だったdocomoですが、今月の純増数はふるいません。理由はもう明らかで、2in1がマイナスに転じていることですね。2in1の基本使用料を半額にするキャンペーンが終了したことで、既存の契約者の解約が増えたことが原因と考えられます。
IP接続サービスは以下の通り。
サービス | 純増数 |
iモード | 1,100 |
EZweb | 42,400 |
Yahoo!ケータイ | 87,800 |
EMnet | 6,900 |
先月に引き続き、iモードの純増がdocomo全体の純増数と比較しても振るわないのが気になります。データ契約やらモジュール契約やらの方が割合として多くなっているのでしょうか。
先月「10月はまだ冬モデルが発表されない段階での統計になるので、大まかな流れは変わらないだろう」と予想しましたが、docomoの落ち込みが思ったより大きい印象です。11月はいよいよ冬モデルが発売になります。激しい冬商戦を制するのはどのキャリアか興味津々です。