SoftBankのデータ定額サービス


「データ定額ボーナスパック」の提供開始 (SoftBank)

UQコミュニケーションズによるモバイルWiMAXのサービス開始と同日に発表したのは、やはりライバル意識の表れでしょうか。SoftBankがEMOBILEの回線を借り受けてMVNOとして行うデータ定額サービスが発表されました。

端末は専用の「C01LC」が用意され、この端末によってEMOBILEの1.7GHz帯とSoftBankの2GHz帯の両方にアクセスすることができます。

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…ここまではすごくいいなと思ったのですが、がっくりきたのがそのあとです。なんとこのプラン、EMOBILEネットワーク用とSoftBankネットワーク用にそれぞれUSIMカードを発行し、差し替えて利用するという形態なのです。しかもSoftBankネットワークにアクセスするときは従量料金の青天井ですよ!

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またこの「データ定額プラン」が目立って「データ従量プラン」が見えづらくしてあるあたりが何とも確信犯というかなんというか。こんなんだったらSoftBankのUSIMはいらないという人も多そうですが、EMOBILE/SoftBankのセット料金が1,000~4,980円なのに対し、EMOBILEだけの場合は2,000~5,980円になるという逆転マジックの世界(ちなみにSoftBankのみの場合は4,480円+従量料金)。

というか、EMOBILEとSoftBankのUSIMをそれぞれ発行して、差し替えて使ってくださいというのは、一般ユーザーに対する提案としてちょっと無理ないかと思うわけです。それでも、多少無理があろうと何だろうとSoftBankのUSIMを添付したいのは、EMOBILEのUSIMを餌にSoftBankのUSIMを抱き合わせて、SoftBankの純増数を稼ごうとしているんだろうなと。

まあキャリアショップを持たないEMOBILEと違って、SoftBankは全国あまねく存在するソフトバンクショップでこのサービスを売れるわけで、販売網が広がるという意味では悪くないのかもしれません。

携帯電話キャリア同士のMVNOという前例のないこのサービス。今のところSoftBankとEMOBILEの利害は一致しているのでしょうが、利害がずれ始めた時にこの2社がどうふるまうか、慎重に見守りたいと思います。

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