SoftBankのカタログに小さな変化が


さて今日は3月1日、携帯電話キャリアの3月カタログが配布開始になっています。早速一通りもらってきたのですが、SoftBankのカタログに小さな変化があったので取り上げてみたいと思います。

まず先月(2009年2月)のカタログはこちら。

SoftBank200902001 SoftBank200902002

そして今月(2009年3月)のカタログはこちら。

SoftBank200903001 SoftBank200903002

…違いわかります? 2月までのSoftBankカタログは、後ろ半分が「+magazine」なる小冊子になっていて、新機種やコンテンツの紹介がカタログとは違ったタッチで描かれており、タレントによるコラムなどもありました。ちょっとした雑誌のような構成で読み応えがあったのですが、3月のカタログではこの「+magazine」に相当する部分がごっそりなくなっています。ページ数も、2月のa面(カタログのほう)が77ページに対して3月カタログが83ページと若干増えているものの、2月のb面(+magazineのほう)の39ページが3月ではなくなり、代わりに4ページの広告(NAVITIMEとコンテンツ得パック、Disney Mobileの広告)が入っているのみ。結構あからさまに、利益に直接結びつかない部分を削ってきているなという印象です。

去年の年末、11月倒産説や12月倒産説がささやかれる中実際には倒産しなかったSoftBankですが、財務面で厳しいことは間違いなく(最もこのご時勢ではどこも厳しいでしょうが)、こういうところにコストダウンの影響が見て取れます。純増数No.1でも苦しいことは苦しいんでしょうね。

6 thoughts on “SoftBankのカタログに小さな変化が

  1. keichan

    増えている有利子負債、ARPUに至ってはdocomoの2/3程度と言われていますからね。
    苦しいことは間違いないでしょうね。

  2. えど 投稿作成者

    keichanさんコメントありがとうございます。

    > 増えている有利子負債、ARPUに至ってはdocomoの2/3程度と言われていますからね。
    > 苦しいことは間違いないでしょうね

    そうでしょうねぇ。ホワイトプランでARPUは上がらず、定額ユーザーで網への負担は増えて、有利子負債は(有利子だけに)利子が常に発生して行き、おまけに昨今の金融危機ですからね。

    このカタログの変化が大きな変化の前兆にならないことを祈るばかりです。ホワイトプラン便利に使わせてもらっているので。

  3. @南国

    結構読み応えがあったので残念ですが、コスト削減としては取扱説明書簡素化よりも先にやるべき部分だったと思います。

  4. えど 投稿作成者

    @南国さんコメントありがとうございます。

    > 結構読み応えがあったので残念ですが、コスト削減としては取扱説明書簡素化よりも先にやるべき部分だったと思います。

    確かにそうですねぇ。カタログは見込み客に対するサービスである一方、取扱説明書はすでにお金を払ってくれたお客様に対するサービスなわけですから。とはいえ結局どちらも簡素化されてしまいましたね。

    新機種がない月はカタログ発行しないとかでもいいような気がするんですがね。マニアとしてはさびしいですがw。

  5. @南国

    >新機種がない月はカタログ発行しないとかでもいいような気がするんですがね。

    そうですね。どうせならもう月々ごとの総合カタログではなく、端末・料金プラン・サービスなどカテゴリーごとに別々に発行し、変更があった時点でそのジャンルのものだけを取り替えるとかでもいいと思います。

  6. えど 投稿作成者

    @南国さんコメントありがとうございます。

    > 端末・料金プラン・サービスなどカテゴリーごとに別々に発行し、変更があった時点でそのジャンルのものだけを取り替えるとかでもいいと思います。

    昔はそうだったような気もするんですよね。今の形式のカタログは首都圏で先に始まったように思います。北海道では薄いばらばらのカタログを配布しているときに首都圏では冊子形式の(今のような)カタログになっていて、たまに東京に行った時に「やっぱり首都圏は豪華だ」とか思った記憶があります。

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