「WILLCOM CORE 3G」のサービス提供について (WILLCOM)
WILLCOMがdocomoの回線を借りて、 下り最大7.2MbpsのHSDPAによるデータ通信サービスを法人に向けて行うサービスです。
その名も「WILLCOM CORE 3G」。当初「WILLCOM CORE」は、同社が展開予定の次世代PHS(XGP)を指した名称でしたが、最近になって方針変更されて、3Gデータ通信や無線LAN、現行PHSなどによりWILLCOMが提供する包括的なサービスを指すようになりました。これの方針変更をどう見るかですが、やはりXGPの遅れは否めないところでしょう。同じく2.5GHz帯の割り当てを受けたUQが既にWiMAXサービスの開始までこぎつけていることを考えれば、出遅れ感がありありと感じられます。かといって現行PHSでのデータ通信サービスはすでに競争力を失いつつありという環境を踏まえての今回の3Gサービスなのでしょう。
ユーザーが増えても速度が落ちにくいといわれているXGPには期待していたのですが、どうもWILLCOMにとって風向きがあやしくなってきているようです。