今日(3/6)、2009年2月の携帯電話キャリア純増数が発表されました。
キャリア | 純増数 | 備考 |
docomo | 103,100 | 2in1:-5,000 モジュール:11,900 |
KDDI | 56,900 | モジュール:6,000 |
SoftBank | 131,000 | ダブルナンバー:2,300 モジュール:0 |
EMOBILE | 96,500 | |
WILLCOM | 8,300 |
IP接続サービスは以下の通り。
サービス | 純増数 |
iモード | 61,000 |
EZweb | 50,700 |
Yahoo!ケータイ | 58,500 |
EMnet | 2,500 |
MNP転入出は以下のとおり。
キャリア | MNP転入出 |
docomo | -7,100 |
KDDI | 3,900 |
SoftBank | 2,900 |
EMOBILE | 200 |
興味深いのは、docomoがMNP転入出で一人負けになっているにも関わらず、純増数では1位のSoftBankと拮抗する形で2位になっていることです。MNPの利用率自体が下がってきており、純増数の趨勢にあまり影響を与えなくなってきているということでしょうか。
また、SoftBankの純増が関東に集中しているのも少々気になるところです。131,000の純増数に対して関東だけで114,000という数字で、他地域で比較すれば必ずしもSoftBankが首位ではありません(北海道ではdocomo>KDDI>SoftBank)。SoftBankは法人契約分がすべて関東に計上されるという話もあり、それだけ法人営業部隊が成果を挙げているとも言えそうですが、実態とかけ離れているのではと思ったりもします。
KDDIの復調もトピックでしょう。ここしばらくKDDIはどん底の状態でしたが、2月はそこそこ回復してきています。これに甘んじることなくサービスや端末の改善を急いでほしいところです。
ドコモはMNPでまた転出超過になってしまったことが残念ですね。
keichanさんコメントありがとうございます。
> ドコモはMNPでまた転出超過になってしまったことが残念ですね。
MNPで転出超過になりつつも純増2位というところにミソがあると思っています。新市場を開拓しているのか、はたまた番号なんてどうでもいいという層が解約新規をしているのか、どちらにしてもMNPという制度自体があまり使われない状態になってきているのかなとも思います。