今日(5/12)、2009年4月の携帯電話キャリア純増数が発表されました。純増数のことを記事にするのがなんだかルーチンワークのようになってきているのでw、とりあえずいつも通り数値を載せます。
キャリア | 純増数 | 備考 |
docomo | 89,300 | 2in1:-6,500 モジュール:-16,000 |
KDDI | 57,500 | モジュール:13,600 |
SoftBank | 105,400 | ダブルナンバー:1,200 モジュール:2,000 |
EMOBILE | 102,800 | |
WILLCOM | -10,600 |
IP接続サービスは以下の通り。
サービス | 純増数 |
iモード | 65,200 |
EZweb | 38,400 |
Yahoo!ケータイ | 75,000 |
EMnet | 1,300 |
MNP転入出は以下のとおり。
キャリア | MNP転入出 |
docomo | -19,300 |
KDDI | -1,200 |
SoftBank | 20,400 |
EMOBILE | 100 |
先月に比べると全体的に数値が落ち込んでいる感じです。先月は年度末で数字が派手だっただけに今月は一休みといったところでしょうか。携帯電話4社の純増数はそれほど大差がなく、拮抗状態と言ってもいい状態になっています。
PHSのWILLCOMは純減です。一進一退といったところです。WILLCOMとしては今はとにかく加入者を減らさないようにしておいて、XGPへつないでいきたいところでしょう。
MNPで見るとdocomoとKDDIが転出超、SoftBank(とちょっとだけEMOBILE)が転入超という状態になっています。しかし全体から見れば移動数は小さく、こちらも拮抗状態といえるのではないでしょうか。
あとここには掲載しないのですが、地域限定で見ると全体で見たときと傾向が変わってきます。たとえば北海道で見ると純増数はdocomo>KDDI>SoftBank、東北で見るとKDDI>docomo>SoftBankとなります。純増数No.1のSoftBankですが、地域別でみると純増No.1になっているのは関東と関西だけです。都市部を中心に法人の営業部隊が動いていたり、都市部では生活圏のエリアを確保しやすかったりといった要因があるのではないでしょうか。逆にいえば、エリア面などで地方へのサポートが手薄になっている可能性もあり、地方在住者としては少し注意してみたいところです。
次回(5月)は、新機種発表直前というタイミングもあり、今月よりさらに数字が小さくなり、各社の差がより縮まると予想します。新機種発売までしばらくこの傾向は続くのではないでしょうか。