docomoとSoftBankの泥仕合


接続ルール合同ヒアリング、NTTやソフトバンクが激論 (Impress)

で、SoftBankのアクセスチャージだけ高いと言うことに対して「うちは800MHzがなくて不利だから」というSoftBankの主張に対して、

「800MHz・2GHzに差はない」、ドコモがエリアの作り方を説明 (Impress)

で、docomoが「800MHz帯と2GHz帯のエリア構築にかかる費用は言うほど差がない」と反論して、

周波数/シェアで接続料格差はあって当然、ソフトバンクが反論 (Impress)

で、SoftBankが「やはり800MHz帯のほうがコストがかからない」と再反論したと言う流れです。

…なんだかどうでもよくなってきましたw。

docomoとSoftBank、双方の言っていることは一見真逆ですが、ある意味両方とも真実なのでしょう。抱えるユーザー数が多く回線容量を稼がなければいけないdocomoにしてみれば、800MHzであろうが2GHzであろうが細かく基地局を打たなければいけないのでコストは大差ないという話になるでしょうし、とにかく面的にガバッとエリア化できれば問題がない(と思っている)SoftBankにしてみれば、電波が遠くに飛ぶ800MHz帯が有利という話になるでしょう。要するに想定するユーザー数が違うことによる主張の違いですね。

SoftBankがこの手の議論をするときにとにかく「うちは800MHz帯がないから…」という話題になるのですが、正直いちいちうるさいなあと感じます。なんというか通信事業者としての努力の前に言い訳していると言うか(実際そんなことはないのでしょうが)。とりあえず地上アナログ放送停止後の700/900MHz帯は少しSoftBankにも配分して、この手の主張をさせないようにしてみたらどうかとさえ思います。そうしたらそうしたで「700/900MHz帯は国際バンドではないからdocomo/KDDIの800MHz帯のほうが有利だ」とかいいそうですがw。

※SoftBank嫌いじゃないです。メイン端末SoftBankですしホワイトプラン大好きですし孫社長の発表会パフォーマンスも楽しく見ていますので。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.