PhotoVisionに要注意


PhotoVision SoftBank HW001 (SoftBank)

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今年の携帯電話夏モデルの中でも一番のキワモノ、通信機能内蔵フォトフレームといえるHW001ですが、発表時とは提供条件が微妙に違ってきているようで注意が必要です。

まず、写真を送り込む手段ですが、当初設定変更によりインターネットEメールが利用可能だったのですが、いつの間にか

ソフトバンク、ディズニー・モバイルの携帯電話番号で送信されたメールのみ受信可能です。

ということになっています。インターネット経由はNGで、SoftBank内で完結するS!メール(MMS)のみが許可されるということですね。またこのS!メールの料金にも注意が必要で、

ホワイトプラン、ゴールドプランのメール無料対象外となります(ただし2009年9月末までは対象です)。

となっています。HW001へのメール送信は「SoftBank同士メール無料」にはならず、また必然的に写真を添付したメールとなるため、パケットし放題など定額サービスに入っていないと多額の料金が請求されることになります。

SoftBankとしては、HW001側が基本使用料のみの定額制で、ネットワーク利用に応じた従量課金ができないため、送信側で課金することにしたのでしょう。ビジネスとしてわからない話ではないのですが、やはり「SoftBank同士のメールは無料」と刷り込まれてしまっているユーザーが多いこの現状では、クレームの種になりかねない施策ではあります。

このようないろいろな制限がユーザーに正しく理解されれば、非常に野心的で面白い商品だとは思います。しかし、罠が多すぎでSoftBankらしいなあと。ご利用の際にはご注意を。

2 thoughts on “PhotoVisionに要注意

  1. 春里

    つまり、iPhoneからこのフォトフレームには送信できないということなんでしょうか?
    うーん、個人的に買おうと思っていたので、ちょっと残念です。

  2. えど 投稿作成者

    春里さんコメントありがとうございます。

    もうすぐ発表される新しいiPhoneOSでMMSがサポートされるのが確実なので、あとはSoftBankがMMSを利用できる環境を整えてくれさえすれば、iPhoneからPhotoVisionへ写真を送ることができますね。SoftBankにはiPhoneのMMS対応をぜひ実現させてほしいと思っています。

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