「UQ WiMAX」 有料サービス開始について (UQ)
3.5世代最速、HSPA+を国内で初めて導入 (EMOBILE)
同日発表なあたりがなんともかんとも。UQのほうはシンプルで、下り最大40Mbps/上り最大10MbpsのモバイルWiMAXが月額4,480円、EMOBILEは下り最大21Mbps/上り最大11.5MbpsのHSPAプラスが月額580~5,980円(年とく割2)、または1,000円~5,980円(年とく割)。年とく割2は、契約解除料が6,300円(年とく割は3,150円)と高めに設定されている代わりに、定額料金が従来より割引になるサービスです。
…EMOBILEの料金はもう複雑で何がなんだかorz。EMOBILEは参入当時「日本の携帯電話の料金は複雑すぎる!」とかいっていたような気がしますが、今やEMOBILEが一番複雑なのではと個人的には思ってしまいます。
UQのほうはモバイルWiMAXモジュール内蔵PCも発売されるそうで、Intelが当初描いていた世界がようやく実現しそうな気配です。「モジュール内蔵だと使い回しが利かない~」という人のために、月額200円の追加料金で1契約あたり最大3台の端末を使い分けられる「WiMAX機器追加オプション」も用意されています。
個人的に興味があるのは「結局どれだけ速度が出るの?」という点。いうまでもなくカタログスペックは理論最大値なわけで、実際には通信状況によって速度は大きく変動します。特にHSPA+を採用するEMOBILEは、最近のネットワーク混雑度合いからそれほど実速度は出ないのではと予想しますが、果てさてどうなるか。
ともあれ、UQ vs EMOBILEのデータ中心キャリア対決は、ここしばらく続いていきそうな気配です。