docomo白ロムも「赤ロム」に!?


携帯電話機の不正入手に対する取組みについて (docomo)

docomo(やSoftBank)の端末は、USIMカードを差し替えることで簡単に機種変更が出来るため、盗難や本人確認書類の偽造などにより不正に入手された端末が「白ロム」として流通されているのが現状です。SoftBankはすでにこのような端末でのネットワークの利用を拒否する施策をとっていますが、docomoも2009年10月1日より同じようにネットワーク利用制限を行うとのこと。

ただし、善意の第三者が利用できない白ロムを入手してしまう事態を避けるため、

なお、お客様がドコモショップなどの販売店以外で携帯電話機を入手される場合を想定して、ネットワーク利用制限の対象携帯電話機であるかを確認いただける検索機能を、ドコモウェブサイトにおいてご提供させていただく予定です。

という自衛手段が提供されます。SoftBankにおいては現状このような端末の確認手段がなく、不正端末をつかんでしまったら泣き寝入りという状態なので、是非導入を検討してほしいところ。

またネットオークション運営者に対し、不正端末の固有番号を提供して出品制限を依頼するなどしていくとのことです。

docomoにせよSoftBankにせよ、正規ルート以外で端末を購入するというのはそれなりのリスクがある行為で、それこそ「使えなくても泣かない」くらいの覚悟が必要ですね。未使用の最新機種が市場価格よりとても安く売られている場合など、安いのにはそれなりのわけがあるということを肝に銘じて、賢く携帯電話と付き合っていきたいものです。

6 thoughts on “docomo白ロムも「赤ロム」に!?

  1. ちょろ

    これで、不正契約、割賦踏み倒し、携帯ショップからの盗難などが少なくなればいいのですが。
    わりにあわなく、してしまうのは必要だとおもいます。
    しかしながら、確かにオクでの、取引はリスクがふえますね。
    端末販売も、キャリアの重要な収益源ですから、正規に買わせたいでしょうし、必然の流れでしょうか。

  2. えど 投稿作成者

    ちょろさんコメントありがとうございます。

    > これで、不正契約、割賦踏み倒し、携帯ショップからの盗難などが少なくなればいいのですが。
    > わりにあわなく、してしまうのは必要だとおもいます。
    > しかしながら、確かにオクでの、取引はリスクがふえますね。

    安いものにはわけがある。昔の人はいいことを言ったものだと思います。犯罪の片棒を担ぐ可能性を考えれば、オークションでの端末購入は出来ない時代なのかもしれません。個人的にはもう発売していない古い機種を手に入れられる可能性があるなどオークションにはそれなりのよさがあるとは思うのですが…。世知辛い世の中になってしまいましたね。

  3. ドコモわはは

    盗品は別としても偽名契約などの不正を見破れる厳しい体制が必要ですね。端末購入時の甘い審査は売上を上げる為にキャリアの都合で厳しくしていないのでは?不正契約や窃盗などは許せませんが、キャリアの都合で善意の第三者に迷惑をかける事も許せませんね。甘い審査のつけが一般消費者にくるのでは納得できません。ドコモは法律に基づいて善意の第三者を保護するべきだと思います。窃盗や不正契約と無関係のドコモユーザーへ迷惑をかけないような対策をするべきです。通信制限で困るのは端末を盗んだ悪党よりも中古端末を購入した一般消費者なのですから、、

  4. えど 投稿作成者

    ドコモわははさんコメントありがとうございます。

    > 盗品は別としても偽名契約などの不正を見破れる厳しい体制が必要ですね。

    まずこちらをしっかりしていただくのは大前提ですよね。ショップが目先の目標達成のために審査の基準を下げるのはいただけません。

    > ドコモは法律に基づいて善意の第三者を保護するべきだと思います。

    盗品をつかまされても被害を受けないことが一番の理想なのでしょうが、それではdocomoが存しっぱなしということで、次善策として「盗品をつかまないように気をつけてね」というのが今回の端末製造番号で接続制限されているかどうかを判定する方法なのだと思います。

    docomoは比較的うまくやっているほうだと思います。SoftBankも同じような(製造番号を紹介する)サイトを構築する予定があるということです。早く安心して白ロムを買えるようになるといいですね。

  5. ドコモわはは

    えどさん こんにちは。
    もう一度だけコメント書かせて頂きます。
    ドコモファンとしてはキャリアが損する事は望んでいませんが、規制の多くは盗難ではなく不正契約だと思いますので、中古携帯を買った人には不正契約の責任はないと思うのです。盗品にしても携帯電話以外の他の商品と同じように盗まれない対策を十分しているとは思えません。それにソフトバンクが規制を始めた頃ドコモは法的にクリアしなければならない問題があるとコメントしていたようですが、どうクリアしたのか疑問です。家電など他の物で同じ事をすれば大問題になるはずです。
    10月1日以降に流通したものが対象だと思ったら過去も対象のようで被害者が急増する事を心配しております。
    ソフトバンクは儲かればなんでもOKみたいなイメージがありましたから規制の発表も驚きませんでしたがドコモの規制がソフトバンクの規制に近い形になって残念です。

  6. えど 投稿作成者

    ドコモわははさんコメントありがとうございます。

    おおむねご意見は了解いたしましたが、少なくとも10/1以降は回線制限されている端末がわかるわけで、10/1以降に中古端末を購入する消費者についてはある程度消費者責任のような感じになってしまうのかなというのが私の見解です。

    10月1日以前に入手した端末についても規制の対象になってしまうのは確かに問題と感じます。100%の対応を望むのも難しいのかなと思いますが、何か救済策がほしい感じはしますね。

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