Firefox 3.5 リリース候補版(Mozilla)
Mozilla Firefoxの次期バージョン3.5のリリース候補版がダウンロード可能になっています。早速、うちのWindows 7 RCが入っているマシンにインストール(3.0からアップデート)してみました。OSもブラウザもリリース候補版ということでなんとも当てにならない使用レポートですがw。
画面はこんな感じです。目新しさはタブの右側にIEのように「+」ボタンが追加されているくらいで、それほど3.0と大きく変わった印象はありません。
Acid3はうちの環境では93点でした。この次期に新規リリースされるブラウザとしては100点を期待したかったのですが。
プラグインについては、検証環境に入っていたTwitterFox、XMarks、User Agent Switcherはそのまま動作しました。Basics(タブを開くボタンを追加)は3.5に対応しないというメッセージが出ましたが、標準で「+」ボタンが追加された今、Basicsの役割は終わったといえるでしょう。結構盲点なのが、Microsoft .NET Framework Assistantプラグインが3.5非対応となります。開発などでこのプラグインが必要な人はアップデートを控えましょう。Java Quick Starterは問題なし。
個人的に痛いのはGMail Managerが3.5に対応しないことです。あまりに悔しいのでGMail Managerの構成ファイルからinstall.rdfを抽出して、maxVersionを3.5に書き換えて強制的にインストールしたところ、とりあえず動作することを確認しました。もちろんサポートされた環境ではないため自己責任となります。早く公式に3.5をサポートしてほしいところ。
Firefox 3.5の正式版は6月中にもリリースされる見込みです。少しでも早く使ってみたい方はリリース候補版に手を出してみてもいいかもしれません。ただしあくまでリリース「候補」版なので、ご利用は自己責任で。