サービス終了の寂しさ


セルDVD映像配信サービス「DVD Burning」の提供終了について (KDDI)
一部サービスの名称変更 及び サービス提供の終了について (SoftBank)

KDDIが「DVD Burning」、SoftBankが「S!タウン」のサービス終了をそれぞれ発表しました。

「DVD Burning」は、ネット経由でDVDイメージをダウンロードして、それを自分でディスクに焼いて楽しめるというサービス。著作権に配慮した形での合法的なDVD配信サービスでした。ソフト=データとなりつつある昨今、「ディスク」という形にこだわったのが敗因かと。

「S!タウン」は、携帯電話の画面に3次元で描かれる仮想の都市で、他のユーザーとコミュニケーションをするサービス。「携帯電話版Second Life」といえばいい感じでしょうか。昔ちょっとだけ使ったことがありますが、発想が斬新過ぎてついていけない印象でした。少し前を走りすぎたという感じでしょうか。

どちらも先進的なサービスだったとは思いますが、微妙にユーザーニーズからずれていたんでしょうね。プッシュトークやHello Messenger、S!ミュージックコネクトやS!ケータイ動画など、iモードに続けとばかりに各社が提案したサービスが顧客を獲得できずにサービス終了するのはさびしい限りです。使われるサービスを創造するのは大変ですね。あのGoogleですら、GoogleノートやGoogle Page Creatorなど終了したサービスがあるくらいですから。

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