自宅サーバーとして運用しているAtomマシンにはVMware ESXi 3.5をインストールしていましたが、このたびVMware ESXi 4.0をアップグレードインストールしてみました。
マシンの構成は以下のとおりです。
Motherboard | ECS 945GCT-D(Atom 1.6GHz) |
Memory | NoBrand DDR2 2GB |
HDD | Hitachi SATA 500GB |
VGA | OnBoard |
NIC | Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter (Disable Onboard NIC) |
まずVMwareのサイトから「VMware ESXi 4.0 (upgrade ZIP)」と「VMware vSphere Client and Host Update Utility」をダウンロードします。前者がESXi 4.0のイメージファイル、後者が管理ツールのセットアップファイルです。ちなみに新規インストールする場合は、VMwareのサイトからISOイメージをダウンロードして、CDからインストールすることになります。
最初に「VMware vSphere Client and Host Update Utility」をインストールします。このとき「VMware vShere Host Update Utility」を一緒にインストールするようにオプションを選択します(デフォルトで有効になっていました)。
アップグレードするためには「VMware vSphere Host Update Utility」を起動して、ESXi 4.0のイメージファイルを指定してやります。このときESXi 3.5を稼動しているホストはメンテナンスモードにしておく必要があります。
で、アップグレード中の画面がこんな感じ。結構時間がかかるので、あせらず待ちましょう。
私の場合「アップグレードに失敗しました」というおっかないメッセージが表示されましたが、内部的にはきちんとアップグレードされていました。
アップグレード後は、インベントリ内の仮想マシンがすべてUnknownと表示されていましたが、データストアから改めてvmxファイルを指定してやることで、仮想マシンを今までどおり認識しました。仮想マシンの起動も問題なさそうです。
ちょっと使った印象としては、管理ツールが日本語対応したので非常にフレンドリーになった感じです。使い込んだらまた感想など書いてみたいと思います。