2009年6月純増数


今日(7/7)、2009年6月の携帯電話キャリア純増数が発表されました。

キャリア 純増数 備考
docomo 112,400 2in1:-1,400
モジュール:3,100
KDDI 43,800 モジュール:10,300
SoftBank 112,900 ダブルナンバー:2,500
モジュール:-100
EMOBILE 91,600  
WILLCOM -23,600  

IP接続サービスは以下の通り。

サービス 純増数
iモード 32,800
EZweb 54,200
Yahoo!ケータイ 31,200
EMnet 300

MNP転入出は以下のとおり。EMOBILEからの転出があるのが面白いところ。

キャリア MNP転入出
docomo -10,500
KDDI -900
SoftBank 10,500
EMOBILE -100

1位SoftBankと2位docomoの差がわずか500、最近まれにみる大接戦ですね。地域別にみると、SoftBankが勝っているのが東北(ただし僅差)、関東、関西で、それ以外の地区は全てdocomoが勝っており、SoftBankが都市部で稼ぎ、docomoは地方で地道な支持を集めている様子がうかがえます。

注目したいのがSoftBankの中国・四国・九州の純増数。

地方 2009年5月 2009年6月
中国 2,300 100
四国 1,500 500
九州(沖縄含) 7,300 4,000

いずれも大幅に数を減らしています。沖縄(九州管轄)と中国・四国では、「新スーパーボーナスの月月割から基本使用料を対象外とする」というテストマーケティング(という名の改悪)を行っており(詳細はこちらこちら、あるいはググってみてください)、その影響が具体的な数字となって現れてきています。SoftBankの純増数の一部を構成している、スパボ一括による月額8円ケータイが改悪によって成り立たなくなり、数字を作ることができなくなったのでしょうね。

このまま改悪の対象を全国に広げるなら、純増数の大幅な減少は避けられない情勢です。純増数No.1という肩書が外れたとき、消費者のSoftBankに対するポジティブな印象がそがれ、SoftBankの人気が一気に低下していくというシナリオも考えられます。かといって純増数確保のためにスパボ一括8円ケータイを維持すれば、ARPUがどんどん下がっていって収益を上げることが困難になっていくでしょう。SoftBankがARPUと純増数のバランスをどこに持っていくか、その手腕に注目したいところです。

上位2社と比較すると他社は、EMOBILE堅調、KDDIマイペース、WILLCOM純減と、意外性のない結果でした。

ところで6月と言えば、iPhone 3GSが発売されたことがSoftBankにプラスの効果をもたらしているはずなのですが、個人的にはこの程度かという印象です。なんだかんだいってiPhone 3GSが市場に与えるインパクトは大きいはずで、それなりの新規・MNP需要はあったはず。それでdocomoと拮抗する程度の数字ということは、SoftBankのiPhone以外の契約は相当しんどい感じになっているのではないでしょうか。SoftBank端末個人的には好きなんだけどな…。iPhone以外にも力を入れて販売してやってください->SoftBank殿。

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