「パケットし放題S」を7月31日より提供開始 (SoftBank)
docomoの「パケ・ホーダイ ダブル」「Biz・ホーダイ ダブル」の下限490円への値下げ発表を受けて、4/28にSoftBankが対抗措置として7月に提供すると発表した「パケットし放題2(仮称)」ですが、「パケットし放題S」という名称で正式発表されました。提供は7/31からで、当初公約にぎりぎり間に合った形です。
ちなみに当初の発表内容はこちら。
月額定額料490円から利用可能なパケット定額サービスを提供 (SoftBank)
で、実際の内容ですが、パケ・ホーダイ ダブルというよりは、5/25に発表されたauの「ダブル定額スーパーライト」を意識した内容になっていて、従来のパケットし放題と比較して以下2点に注意が必要です。
(1)定額の下限が390円になった(当初発表では490円)
(2)パケット単価が0.105円/パケットになる(パケットし放題は0.084円/パケット)
(3)パケットし放題S加入時は、ホワイトプラン単独では無料となるSoftBank同士のSMS・MMS送信時も有料となる
特に(1)は、ホワイトプランのユーザーにとって「オプション料金を払うことで逆にサービスが低下する」事態になるので注意が必要です。
確かに下限が値下げされることで加入しやすくはなっていますが、SoftBank同士メール無料というホワイトプランのアドバンテージを殺してしまうことになるので、個人的には従来のパケットし放題をオススメしたいところです。パケットし放題Sはあくまでライトユーザー向けの「見せ」プランかと。