日本版FCC→○、電波オークション→×、今度の総務相はNTTより?


通信放送行政 独立を検討 (9/18朝日新聞7面)
NTT分割に総務省が慎重(9/18朝日新聞13面)

今日(9/18)の朝日新聞朝刊に、原口一博総務相の意見が掲載されていました。

総務省から通信放送行政を切り離し、通信・放送委員会(いわゆる日本版FCC)を新設する方針については「国民に約束したこと」として前向きに検討する一方、民主党のマニフェストに含まれていた電波オークションについては導入に否定的な見解を示したとのこと。

いろいろな意見があろうかとは思いますが、個人的には結構絶妙なバランスかなと思ったりしています。今電波オークションを導入しても、結局お金のあるところが買い占めるだけになってしまうような気がしますので。

NTT再編については「ドミナント規制だけで議論すると落とし穴がある」として、グループの完全資本分割には慎重な姿勢。NTTよりな印象を受けます。

このコメントを受けて、KDDIやSoftBankがどのように動くか注目したいところ。KDDI小野寺社長もSoftBank孫社長も言いたいことはたくさんありそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.