9/19~23にかけて台湾に行っていたわけですが、ある意味メインの目的は台湾に入国した初日、空港でプリペイドSIMをゲットすることだったりしましたw。プリペイドSIMさえゲットできれば目的の8割は達成したも同然なわけでw。
参考にしたのはこちらの記事。
台湾・台北でプリペイドSIMカード&HSDPAモデムを活用する (マイコミジャーナル)
私が到着した台湾桃園国際空港ターミナル2では、ロビーに出て左に進んだ奥のほうに、携帯電話事業者のカウンターが集まっているところがあります。
マイコミジャーナル記事の情報ではTaiwan Mobile (TWM、写真左から2番目のカウンター)とFar EasTone (FET、写真一番右側のカウンター)の2社がプリペイドSIMカードの販売を行っていることになっていましたが、私が言ったときにはChunghwa Telecom (CHT、写真一番左側のカウンター)もカウンターを出していてプリペイドSIMカードの販売を行っているようでした。私は最初はCHTのカウンターに気づかず、ツアーガイドに連れられてカウンター横を通過したときにはじめて気づいたので、今回手に入れられたのはTWMとFETのSIMカードだけでした。
カウンターの人は基本的に英語がわかりますので、購入する際にトラブルはありませんでした。とにかく「I want a prepaid SIM card」で大丈夫w。価格はTWMがNT$345、FETがNT$300。購入時はいずれもパスポートを提示する必要があります。今回はTWMには自分の、FETには妻のパスポートを提示したので、一人でTWMとFETの両方を購入できるかどうかは検証できませんでした。台湾の携帯電話はプリペイドを含めて「一人1キャリア1台」ということなので、複数キャリアは大丈夫だと思うのですが、そこは検証できずということです。
日本のプリペイドと異なり、TWM/FETのプリペイドSIMはともにWAP(いわゆるケータイサイト)、MMS(いわゆるケータイメール)を利用することができます。利用には接続設定をダウンロードする必要がありますが、Taiwan Mobileではガイドブックに書いてあったダイヤル「899」に電話して、ガイダンス(英語も選べます)に従って端末の機種を選択すると、接続設定がSMSで送られてきます。FETについてはガイドブックに記述がなかったので、ショップで店員さんにお願いして接続設定をSMSで飛ばしてもらいました。ちなみに訪れたショップは台北駅前の新光三越裏にあるこのショップ。英語のわかる店員さんもいるので話が通りやすかったです。
各キャリアのWAP画面を紹介します。機種はNokia 6630です。まずはTaiwan Mobile。「catch」というポータルサイトになっており、言葉がわからないながらきちんとケータイサイトになっています。天気予報はけっこう重宝しました。
こちらはFar Eastone。機種が対応しなかったのか、昔のEZwebのようなWML/HDMLベースのページが表示されました。
MMSについてもTWM、FETともにdocomo(P-09A、FETローミング)と正常にやり取りできることを確認しました。
シンガポールでもそうだったのですが、海外のプリペイドSIMサービスは日本と違って、本当に「先に払うか後で払うか」の違いだけで機能に制限がないのがいいですよね。電気屋でハイエンドの端末を買ってきてプリペイドSIMカードをさして使うといった遊びもできそうですし、ケータイ趣味の幅も広がりそうです。
今回の反省点としては、
・CHTのカウンターを見逃し、プリペイドSIMをゲットできなかったこと
・TWM、FETのプリペイドSIMを買うときに「3G」を指定しなかったこと
くらいでしょうか。「3G」を指定しなかったのは、それはそれでGSMを体験するよい機会だったのですが。これから台湾に行く人のご参考になれば幸いです。
素人の素朴なギモンでスミマセン…。
海外で、プリペイドSIMカードを購入して挿すと、
当然、電話番号とかFOMAの場合だと「UIM(FOMAカード製造)番号」って変わるんですよね!?
そういう場合、「いつものWEBサービス」等を利用しようとすると、どうなるのでしょうか?
変な質問、す、スミマセン…
windさんコメントありがとうございます。
ご質問の件、まず大前提として、日本の携帯電話には、販売キャリア以外のUSIMを受け付けない「SIMロック」という仕組みが存在するため、日本で売っているFOMAやSoftBank3G端末に海外のプリペイドSIMを挿入しても使えません。海外のプリペイドSIMを利用するためには、SIMロックを解除した端末(あるいは最初からSIMロックがかかっていない端末)が必要です。
そういう前提で、
> 海外で、プリペイドSIMカードを購入して挿すと、
> 当然、電話番号とかFOMAの場合だと「UIM(FOMAカード製造)番号」って変わるんですよね!?
> そういう場合、「いつものWEBサービス」等を利用しようとすると、どうなるのでしょうか?
FOMAのiアプリなどでは、ダウンロードしたときのUSIM番号を覚えておいて、異なるUSIMが入っている場合は起動しないような仕組みが入っているため、そのことを気にされているのだと思いますが、それ以前の話として前述のSIMロックにより、FOMA端末では海外のプリペイドSIMを(原則としては)利用することができません。
ではSIMロックのかかっていない端末ではどうなるかというと、「いつものWEBサービス」の内容自体がさし変わる感じになります。Webサービスの手段自体は、記事本文で「WAP」と書いてある統一規格が存在しますので、その設定情報が変更されることにより、Taiwan MobileとFar EasToneでは異なるトップページが表示されることになります。
このような説明でご理解いただけたでしょうか。何かありましたらまたお気軽にコメントください。
はじめまして、台湾に2,3週間滞在する予定なのですが、滞在中、1通200文字程度のテキストメールを携帯端末で受信する(常時待ち受け状態で)にはどうしたらいいか調べております。
(当方もマイコミジャーナル『台湾・台北でプリペイドSIMカード&HSDPAモデムを活用する』を読みました。)
日本ではソフトバンクのプリペイド携帯を使っておりますが、これに台湾の空港で購入したプリペイドSIMを挿入してもSIMロックというものが邪魔をして使えないようです。←間違いないでしょうか?
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台湾滞在中は持参のノートPCで長時間インターネット接続をする予定です。
こちらのサイトでは
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/09/23/prepaid/index.html
プリペイドSIMで音声通話ができ、なおかつデータ通信1日分が100台湾ドル(約300円)。3日分は250台湾ドル(約750円)、5日分は350台湾ドル(約1050円)・・・
というものがあり、こちらを利用したいと思います。
ひとつの音声端末でメール受信とモデムを兼ねることができる機種はこちらから選べばいいと思われますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%A4%96%E3%81%A7%E4%BD%BF%E7%94%A8%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.BC.E3.83.BB.E3.83.A2.E3.83.90.E3.82.A4.E3.83.AB
数ある機種のなかから、たとえばイーモバイル社のH11HW
でメール受信とモデム機能は満たせると判断してよいでしょうか。
自分なりに調べましたが、あまり携帯電話の知識がありません。間違いがあればご指摘いただければ幸いです。
unknownさんコメントありがとうございます。
まず順番が前後しますが、
> 日本ではソフトバンクのプリペイド携帯を使っておりますが、これに台湾の空港で購入したプリペイドSIMを挿入してもSIMロックというものが邪魔をして使えないようです。←間違いないでしょうか?
はい、その理解で間違いございません。それで本題ですが、
> はじめまして、台湾に2,3週間滞在する予定なのですが、滞在中、1通200文字程度のテキストメールを携帯端末で受信する(常時待ち受け状態で)にはどうしたらいいか調べております。
まずこのテキストメールが携帯電話からのみのショートメールを想定するのか、インターネットメールの受信を想定するのかによって話が変わってきます。海外では前者はSMS(Short Message Service)、後者はMMS(Multimedia Messaging Service)と呼ばれています。SMSについては基本的に端末にSIMを刺すだけで使うことができますが、MMSについては端末にアクセスポイントの設定が必要です。文中に
> 1通200文字程度のテキストメール
と書かれていますので、MMSを想定して以下を記述します(SMSは最大でもアルファベットで160文字、日本語では70文字のため)
> 数ある機種のなかから、たとえばイーモバイル社のH11HW
でメール受信とモデム機能は満たせると判断してよいでしょうか。
「理論上はできる」という事までしか申し上げられないのが現状です。手元に現物がない状態でのご返答という前提で理解していただきたいのですが、ネットで調べた限り、H11HWはモデム機能を備えており、上記MMSの設定もできるようなので、「理論上は」メール受信とモデム機能を満たすことができます。ただその設定は基本的にユーザーに一任されており、例えばTaiwan Mobileの窓口でこの端末に設定して欲しいと言ったところで分からないといわれる可能性が非常に高いです。
そのため、身近に上記の内容を理解できる人がいるならその人に頼むのが良いと思われますし、そうでなければ多少のコストは目をつぶって国際ローミングを使うか、レンタル携帯電話を検討されても良いのではと思います。
あまりお役に立てない情報かもしれませんが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
ご教示ありがとうございます。
実はイーモバイルの機種でモデムとして機能するものは、イーモバイルの提供するEMNET?というサービスエリア内をはずれると、モデムの接続はダイヤルアップ接続のみとなることがわかりました。ダイヤルアップでの接続では実質的には役に立ちません。
現地の通信業者がモデムのレンタルをやっているため、そちらを利用しようと考えております。
1通200文字程度のテキストメールとはご指摘のとおりMMSです。
ということで台湾でMMSを受信できる機種なら何でもOKなのですが、日本でSIMロックのない白ロムを調達したいと思います。用途はMMS受信のみで、中古も含めて安ければ何でも良いのですが、おすすめの機種はありますでしょうか。
また、プリペイドSIMの「3G」「GSM」というタイプではMMSができたりできなかったりするのでしょうか?
unknownさんコメントありがとうございます。
> 実はイーモバイルの機種でモデムとして機能するものは、イーモバイルの提供するEMNET?というサービスエリア内をはずれると、モデムの接続はダイヤルアップ接続のみとなることがわかりました。ダイヤルアップでの接続では実質的には役に立ちません。
EMOBILEの機種も何かと制限かかっているんですね。勉強になります。なにぶん使っていない端末のことはよくわからないので…。
> 1通200文字程度のテキストメールとはご指摘のとおりMMSです。
> ということで台湾でMMSを受信できる機種なら何でもOKなのですが、日本でSIMロックのない白ロムを調達したいと思います。用途はMMS受信のみで、中古も含めて安ければ何でも良いのですが、おすすめの機種はありますでしょうか。
MMSで日本語を通す必要がないならば、「SIMフリー」「白ロム」あたりで検索をかけて、海外向け携帯(Nokiaあたりが無難)を入手すればいいと思います。
ちょっと検索かけたらこんなお店が出てきました。
http://www.stf-phone.com/
日本語が必要だと…ちょっとハードル上がってしまいますね。SoftBank向けで昔出ていたNokia端末あたりをSIMロック解除するのが手っ取り早いのですが、何かとアングラな感じですし…。ちょっと決定打を提示できない感じですみません。
> また、プリペイドSIMの「3G」「GSM」というタイプではMMSができたりできなかったりするのでしょうか?
「3G」に対応していればより高速に通信ができるので、MMSが快適に使える可能性がありますが、「GSM」でもMMS自体は可能でした。窓口では特に指定しないと「GSM」のカードが出てくるようです。
以上、ご参考までに。よろしくお願いいたします。
またもありがとうございます。
MMSで受信するメールは日本語で、PCから送信されるメールです。携帯電話に日本語フォントが入っている必要があると思うので、日本で調達しようと思っております。
基本はネットオークションで中古を調達、紹介いただいたお店は最後の手段で利用しようと思います。
参考になりました。
台湾ではSIMは一人につき3Gが1枚まで、2G(=GSMという解釈でよろしいですね?) が1枚までと決まっているとの情報を発見しました。
私の用途からするとUSBモデムに挿すSIMを3G、携帯電話に挿すSIMを2G(=GSM)にすべきだと思われます。
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