【追記】
JILのウィジェットはSoftBankのものとは規格が異なるようです。ソースはITmedia記事。
なお、JILのウィジェットは、ソフトバンクモバイルが提供しているACCESSの「NetFront Browser Widgets」ベースのウィジェットとは異なるもので、その仕様の詳細や提供時期については明かされなかった。
JIL提供のモバイルウィジェット、LG・RIM・サムスン・シャープの携帯が対応 (マイコミジャーナル)
SoftBankが参加するジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)が開発したウィジェットプラットフォームについて、LG、RIM、Samsung、SHARPが2010年から発売する携帯電話機で対応すると発表しました。
JILにはSoftBankのほか、アメリカVerizon、中国China Mobile、そして世界中で事業展開するVodafoneが参加しているため、これらのキャリアの端末に共通仕様のウィジェットが乗ることになります。現行SoftBankのモバイルウィジェットにきわめて近い形になるのではないでしょうか。
携帯電話のウィジェットについては、docomoの「iウィジェット」、KDDIの「au one ガジェット」のほかWILLCOMにも対応端末がありますが、iウィジェットは仕組み上ただのJavaアプリで、本来の意味でのウィジェットとは異なるものですし、au one ガジェットはこの冬モデルでは非対応機種が増えるなど、各社なかなかうまく展開できていない印象があります。
JILの世界仕様ウィジェットが、携帯ウィジェットの普及を後押しできるか注目です。個人的には、iウィジェットのような(ウィジェットとして)本質的でない方式より、HTML+JavaScriptで作成する本来的なウィジェットに近いJIL仕様が普及してほしいなあと。そこはdocomo折れてくれないかなあ。