そういえばという感じなのですが、昨日(10/24)ヨドバシに行ったら、KDDI(au)2009年秋冬モデルのカタログとコールドモックがありました。
個人的に一番興味を持ったのは、AQUOS SHOTことSH003と、EXILIMケータイことCA003です。
SH003は最近のdocomo・SoftBank向けAQUOS SHOTのデザインをほぼそのまま継承した感じで、今までのシャープKDDI向け端末のようなデザイン面の手抜き感がないのがいいですね。来年春にWi-Fiが追加されたSH006が発売予定なのが悩ましいところですが、背面のすっきりしたデザインとLEDイルミネーションはSH003のみの装備ですし(SH006の背面は存在感のある有機ELサブディスプレイ)、個人的にはSH003のほうがデザインが好みなので、デザイン買いもありかなあとか思ったりしています。
CA003はカメラ側の写真ばかり多く公開されていたこともあり、モックを見るまではあまりデザインに惹かれなかったのですが、実際にモックを手に取ると画面側のデザインが(個人的には)いい感じ。全体的にカシオ王道デザインで、昨年のW63CAや、往年の名機W41CAを思い起こさせます。特徴のあるキーボードも(モックですが)実際に押してみた感じ操作性もよく、自分の中で一気に点数が上がった感じです。
東芝のT003と三洋のSA001は「薄型」という面でひきつけられるものがありました。
最近のKDDIの携帯電話は厚ぼったいイメージがありましたが、T003もSA001も薄くすっきりしたデザイン。T003は「これで防水?」という薄さですし、薄い割にはキーボードの操作性も犠牲にしておらず、道具としての魅力を感じました。SA001は「これでスライド?」という薄さで、画面側は折れちゃわないのかというくらいですが、ボディの強度はしっかりしており、スライドの操作もかっちりしていました。SA001はカーソル・決定キーが特殊な「ジョグキー」(NECのニューロポインターと同じ部品ですね)なのがちょっと残念。これでカーソル移動はちょっときつくないですか?
CA004は去年のW63CAの焼き直し、S002はローエンド向け端末ですね。
CA004については見るべきところはないのですが、電池パックや卓上ホルダの型番に「63CA」が思いっきり入っているのが面白いところ。本当にW63CAの増産品なんですね。S002はスペックは凡庸ですが、大きく押しやすそうなボタンと見やすいボタン文字が好印象です。ローエンドだけど魅力を感じる、海外のGSM携帯電話に似ているなと思いました。
全体として新しいサービスや技術が入っているわけではないのですが、ラインナップをうまく散らして幅広いユーザー層にアピールする内容になっていると思います。個人的には、最初にラインナップを見たときにはスルーかなと思っていたのですが、今になってSH003とCA003が気になりはじめました。どうしようかな…カメラ買ったばかりだし…SoftBankも気になるし…悩ましいです。