docomo端末は2009年夏モデル「docomo SMART series P-09A」を使っているのですが、2009年冬モデルでは同じSMARTシリーズで「P-03B」という機種が出てきています。で、さらに前の同一コンセプトモデル「P-04A」と3機種のスペックを比較してみたりして。
P-03B | P-09A | P-04A | |
サイズ(mm) | 113×50×17.7 | 110×50×16.5 | 110×50×13.6 |
重量 (g) | 136 | 110 | 105 |
画面 | 240×432 | 480×854 | 240×432 |
待受時間 | 3G:720時間 GSM:320時間 |
3G:610時間 GSM:260時間 |
3G:450時間 GSM:190時間 |
通話時間 | 3G:230分 GSM:280分 |
3G:190分 GSM:230分 |
3G:150分 GSM:170分 |
カメラ | 810万画素 CMOS |
320万画素 CMOS |
320万画素 CMOS |
WORLD WING | ○ (3G+GSM) |
○ (3G+GSM) |
○ (3G+GSM) |
HSDPA | 下り最大7.2Mbps | 下り最大7.2Mbps | 下り最大7.2Mbps |
HSUPA | 上り最大2.0Mbps | – | – |
GPS | – | ○ | – |
iアプリ オンライン |
– | ○ | – |
iコンシェル | ○ オートGPS 非対応 |
○ オートGPS 非対応 |
○ オートGPS 非対応 |
最初におやっと思ったのが、P-03Bは後発モデルなのに画面がフルワイドQVGA(240×432)と、P-09Aよりスペックダウンしている点です。その他よくよく比べてみるとGPSやiアプリオンラインに対応していないなど、P-03Bは単純にP-09A後継というわけではなさそうで、むしろその前のモデルP-04Aを改良したモデルというのが近い感じです。
おそらくP-09Aはスペックをおごりすぎたため店頭販売価格が高くなり、SMARTを求めるユーザー層にマッチしなかったのではないでしょうか(私も購入時に「ちょっと高いな」と思った記憶があります)。それで、P-04AをベースにSMARTのユーザー層が求めそうな「電池のもち」と「カメラ」に特化した改善を行い、スペックとコストを最適化してP-03Bにしたと。SMARTでハイスペックを求める向きにはP-09Aの継続販売と、F-03Bで対応するんでしょうね。
スペックを見比べた結果、当面P-09Aからの買い替えは必要ないという感じで一安心ですが、それはすなわち携帯電話の進化のペースが遅くなっているということも意味しており、少々複雑な心境です。3.9Gが本格起動するまでは、携帯電話としての本質的な機能ではなく、デザインや色などで差別化を図るという時期が続くのかもしれません。
P-09Aは北陸では在庫限りみたいです。
くまさんコメントありがとうございます。
> P-09Aは北陸では在庫限りみたいです。
えええそうなんですか!?
所有している身びいきかもしれませんが、P-09Aはスペック的にも後半年~1年くらいは現役でいられるはずなので、値段を下げながらぼちぼち継続販売するのかなと勝手に思っておりました。
(日本の)携帯電話って本当に商品寿命が短いですよね。数か月したらもう型落ちになってしまいほどなく生産停止してしまいます。1年くらいは現役でもいいと思うんですけどね。
>>管理人様
ケータイの商品寿命が短い〜
→本当にそうですよね。今私はドコモでD905iをSBで921SHを使ってますが、どちらもスペックでは現行機種に劣らないかと…
日本メーカーが海外で太刀打ちできない理由は日本の短命な商品開発サイクルも関係するのかも…