今日(11/9)、携帯電話の11月純増数が発表されました。KDDI以外はほとんど冬モデルが出ていない状態で、各キャリアどのような結果だったのでしょうか。
キャリア | 純増数 | 備考 |
docomo | 55,600 | 2in1:-1,700 プリペイド:-100 モジュール:5,100 |
KDDI | 69,200 | プリペイド:-6,400 モジュール:13,200 |
SoftBank | 87,500 | ダブルナンバー:1,300 プリペイド:-10,100 モジュール:48,600 |
EMOBILE | 70,500 | プリペイド:2,300 |
WILLCOM | -38,400 | |
UQ | – | 四半期ごとの発表 |
IP接続サービスは以下の通り。
サービス | 純増数 |
iモード | -16,700 |
EZweb | 62,800 |
Yahoo!ケータイ | 40,300 |
EMnet | 300 |
MNP転入出は以下の通り。
キャリア | MNP転入出 |
docomo | -27,700 |
KDDI | 12,300 |
SoftBank | 15,600 |
EMOBILE | -200 |
今月はもうわかりやすくて、一言で言えばKDDIの作戦がちでしょう。他社に先んじた冬モデルの発売、ガンガンメールや指定通話定額(=ガンガントーク)などわかりやすくアピールする料金施策が奏功しています。KDDI以外のキャリアは先月と大きく数字が変わっていないので、KDDIが冬商戦スタートダッシュに成功したといえますね。
ちょっと気になるのが、docomoのiモード純増が3ヶ月連続(2009年9月~11月)となっていることです。8月まではそれなりに純増数を確保していたのですが、この3ヶ月間マイナスの数字が並んでいます。もしかしたらiモードからオープンWebアクセスへの変化の表れかもしれませんが、単に携帯電話で確保できない純増をデータカード(MVNO含む)で埋めているということもあるのかもしれません。もう少し注目してみたいところです。
さて12月は各社冬モデルが出揃い、冬商戦が本格的にスタートします。KDDIのこの勢いは本物か、他社が巻き返すのか、年に数回盛り上がるタイミングだけに楽しみです。