月別アーカイブ: 2010年12月

iPhone 4で電子マネーが使えるシールが登場


SoftBank SELECTIONより、iPhone 4で電子マネー利用が可能となる「電子マネーシール for iPhone 4」を発売 (ソフトバンクBB)

iPhone 4の背面に貼り付けることで「WAON」「nanaco」「Edy」を利用可能になるシールが発表されました。

iPhone_FeliCa

生意気に(?)FeliCaマークが付いていますね。ただ基本的には外付けのシールなので、電子マネーの残額をiPhoneの画面で確認するなど「おサイフケータイ」的な付加機能は利用できません。まあiPhoneの裏にカードを貼り付けたようなものなので当たり前ですね。

基本的にiPhone 4に最適化した設計が行われており、電波干渉が起こらないように配慮されているとか。実際には別のものに貼ったりシール単独でも使えるのでしょうが、サポートはしませんよということですね。シールの形状もiPhone 4の背面にぴったり合うように作られているので、他の端末に貼っても不恰好かと。

それにしても、iPhoneの弱点を少しでも何とかしようというSoftBankグループの執念のようなものを感じずにはいられませんね。

ICカードセパレーターというものを買ってみた


DSCN3663

私のサイフの中には三井住友カードの一体型iDが入っていて、決済時に財布ごとかざして認識していたので便利だったのですが、最近ヨドバシカメラのゴールドポイントカードをクレジット一体型(ゴールドポイントカード・プラス)にしたらそのカードにEdyが内蔵されていて、財布ごとかざすとiDとEdyが干渉してエラーが発生するようになってしまいました。Edyは普段使わないのでiDだけ認識させたい…。そんな願いを叶えてくれる(かもしれない)アイテムが「ICカードセパレーター」です。

ナフ-W1 ICカードセパレーター 両面パスタイプ (Amazon)
ナフ-W2 ICカードセパレーター片面パス・片面ガードタイプ (Amazon)

ICカードセパレーターはそれ自体がICカードと同じサイズの薄いカードで、ICカードと一緒に入れておくことでICカードの検出をコントロールすることが出来ます。今回は2枚のICカードの片側だけを有効にするタイプ(写真=左)と、両方とも有効にするタイプ(かざす向きで検出されるカードが変わる、写真=右)の両方を購入してみました。今回の目的である「iDとEdyの入った財布でiDだけを検知させたい」という場合は、片側だけを有効にするタイプの「GUARD」の面をEdyと重ねて財布に入れておけばよさそうです。

PCに接続したICカードリーダー(Sony RC-S320)で実験した限りでは、Edyの検出をしっかりガードすることが出来ました。あとは実際に決済するときにどうかですね。実際に使った結果はまた後日レポートしようと思います。

26,800円のSIMフリースマートフォン「IDEOS」、日本通信から


IDEOS (日本通信)

ちょっと前の話なのですが、日本通信からHUAWEI製スマートフォン「IDEOS」が発表されています。12/24からオンライン販売が開始されており、12/28からは家電量販店などの店頭でも買えるようになります。

image

まず注目すべきはその価格。回線契約の縛り無しで26,800円というのは日本市場では破格の安さ。もちろん端末スペックもそれなりで、画面はQVGA(240×320)という最低スペックですが、とにかく安くAndroid端末を使いたいという人にはひとつの選択肢かもしれません。SIMロックがかかっていないいわゆるSIMフリーの状態で販売されますので、端末だけ買って手元のSIMで使うという方法もOKです。WCDMA 2100/800/1700MHzに対応するので、国内だとdocomo、SoftBank、EMOBILEの回線で使えることになります。

IDEOSと同時に、050電話番号を用いたIP電話サービスも発表されています。IDEOSのデータ通信を用いて、050電話番号をあたかも携帯電話のように使えるサービスを月額490円(税込)で提供します(2011年1月開始予定)。携帯電話の不安定なデータ通信でIP電話がどれだけ実用的になるのか、非常に興味がありますね。

さらにIDEOSに関しては、端末開発元であるHUAWEIの日本法人が「うちが関係した端末ではない」という発表を行っています。要するに日本通信が海外から輸入してきているというわけですね。何から何まで前例のない端末です。ちなみにEMOBILEから発売が予定されている同型機種「Pocket WiFi S(S31HW)」は日本法人が関係しているということで、なにやら大人の事情が見え隠れ。

この端末については、12/24のオンライン販売開始以来ずっと買おうかどうか迷っています。ここまで待ってしまったので、とりあえず12/28の店頭販売開始の様子を見てみようかと思います。

メリークロッシィ!


ドコモ、LTEデータ通信サービス「Xi」をスタート (ITmedia)

docomoの次世代通信LTE(Long Term Evolution)サービス「Xi(クロッシィ)」が本日(12/24)サービス開始しました。2GHz帯のうち5MHz×2または10MHz×2の帯域幅を用い、屋外では下り最大37.5Mbps、屋内の一部エリア(10MHz×2が使える場所)では下り最大75Mbpsの通信サービスを提供します。当初はPC向けデータ通信モジュールだけですが、来年早期にモバイルWi-Fiルーター、来年の冬(今から約1年後)にはスマートフォンが提供される見込みです。

それはそうと、サービス開始をクリスマス・イヴに選んだのは「メリークロッシィ!」って言いたかっただけちゃうんかと。実際にセレモニーで言っちゃったらしいし。来年もクリスマスにスマートフォンを発売して同じこと言ってほしいなと。

【実験】MNP回線は着信までの時間が非MNP回線より長いか?


携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)は、同じ携帯電話番号を維持したまま別の電話会社に乗り換えができる仕組みですが、これを実現するために、

1)着信時に以前の電話会社から今の電話会社に着信を転送する「転送方式」
2)着信時に以前の電話会社への着信を一度切断して、今の電話会社に繋ぎ直す「リダイレクション方式」

のような処理が内部的には行われています。つまりどちらにしても、MNPで電話会社を変更した回線に着信する場合、一度は以前の電話会社方式に信号が飛ぶということで、転送なりリダイレクションなりの処理を行う分だけ電話が着信するまでの時間が遅いのでは?というのが今回の実験の趣旨です。

実験方法は以下のとおりです。別の電話から当該の電話に電話をかけ、着信するまでの時間をストップウォッチで計測します。条件を出来る限り同じにするため、着信する端末は同一(P-09A)とし、MNPしていないdocomo回線と、SoftBankからdocomoにMNPした回線のSIMを差し替えて実験を行いました。また、MNPによる処理が発生していることを確実にするため、発信側の電話回線は着信側に関係している会社(docomo、SoftBank)ではない第三者の回線(au)としました。なお、携帯電話同士の通話の場合、MNPはリダイレクション方式で動作すると言われています。実験は各々5回行い、平均値で評価します。

実験結果は以下のとおりです。

  回線
試行 MNPなし
(docomo)
MNPあり
(SoftBank→docomo)
1 6.39 7.98
2 7.82 7.37
3 6.30 7.37
4 7.05 6.27
5 8.28 7.02
平均 7.17 7.20
(単位:秒)

数字だけを見るならばMNP回線の方が若干着信までの時間が長くなっていますが、これは誤差の範囲と見ていいでしょう。実験結果を見る限り、MNP回線と非MNP回線で、着信するまでの時間はほとんどないと言っていいのではないでしょうか。