携帯電話キャリア主導のアプリケーション市場構想


「Wholesale Applications Community」参画への覚書締結 (docomo)

docomoの他SoftBankやVodafone、AT&Tなど世界の主要通信オペレータ24社が、オープンな携帯電話アプリケーション市場を立ち上げるべく動き出したようです。

この動きからは、AppleのApp StoreやGoogleのAndroid Marketのように、アプリストアが端末メーカー主導で立ち上がっていることに対する通信事業者の焦りを見てとることが出来ます。主導権を端末メーカーにとられまいと、世界の通信事業者が連合して立ち上がったという感じでしょうか。日本からはdocomoとSoftBankの両方が呉越同舟的に参加しているのが面白いところ。

さらにニュースリリースを読み込んでいくと、

本団体は初期的にJIL仕様およびOMTPのBONDI仕様を採用し、今後12ヶ月間で共通基準への展開へと進めます。最終的にはWorld Wide Web Consortium(W3C)との協力によって本団体の統合的ソリューションにもとづいた共通の標準を確立し、異なるモバイル機器の開発基盤間で、さらに将来的には固定・移動通信機器の両方で利用可能なアプリケーションの開発ができるように取組みを進めます。

という一文が目に止まります。先日JILウィジェットをW3Cに提案するという発表がされましたが、今回のこの動きと連動してのものだったのでしょうね。

更に深読みすると、SoftBank(他)主導で策定されたJILウィジェット仕様がdocomoの端末に搭載される日がくるかもしれません。SoftBank主導の規格によくdocomoがのったなあと。それだけdocomoの「世界基準から置いていかれるのでは」という危機感が強いともとれますね。

iPhoneとAndroidばかりが目立つ最近のモバイル業界ですが、ここにきて様々なプレーヤーの動きが活発に鳴ってきました。2010年もモバイルは面白そうですね。

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