タッチパネル用の高速入力方式「Swype」 年内に日本語対応を予定 (ITmedia)
「Swype」はタッチパネル上のキーボードをなぞるだけで文字が入力できるという新しい入力メソッドです。
Swype Tutorial Android (YouTube)
YouTubeの動画を見ても、最初は何が起こっているのか全くわかりませんでしたw。要するに入力したい文字のところに指を持っていくように一筆書きすれば、文脈を見てそれらしい字句を生成してくれるという感じですね。
今回DOCOMO Capitalからの出資を受けて日本語対応版の開発を行うとのこと。2010年後半にはリリースされる予定。漢字変換とかどのように処理されるのか楽しみです。
余談として、
ちなみにSwypeの創業者でありCTOのクリフ・カシュラー(Cliff Kushler)氏は、Tegic Communicationsの創業者で、T9の開発者として知られる人物。
ああなるほど、確かにT9とよく似たキワモノ感雰囲気を感じますね。T9は日本ではあまり普及せず終わってしまった感がありますが、Swypeの日本語版は市民権を得ることができるでしょうか。
フルタッチパネルの端末はブラウジングに優れていますけど、やっぱり文字入力を必要とするアプリケーションには弱いのが現状だと思うんですよね。iPhoneはそれなりのレベルに仕上がってると思いますが、揺れるバスの中で文字を打つのは結構辛かったりします。
これに対してソフトウェア的にどんなアプローチをするのか、どこまで向上させられるのか。これから更に発展していく分野なのかもしれません。
春里さんコメントありがとうございます。
> フルタッチパネルの端末はブラウジングに優れていますけど、やっぱり文字入力を必要とするアプリケーションには弱いのが現状だと思うんですよね。
こと文字入力に関しては、キーの境界を物理的に表現出来ないタッチパネルはどこまでいっても物理キーには及ばないですよね。ただ今回のSwypeはキーの境界がないというタッチパネルの特性をうまく使っているなあという点で興味に価すると思います。
> iPhoneはそれなりのレベルに仕上がってると思いますが、揺れるバスの中で文字を打つのは結構辛かったりします。
きっとiPhoneOSの開発者は、揺れるバスの中で文字を入力するという使い方を想定していないと思いますww。アメリカは車社会ですから。
> これに対してソフトウェア的にどんなアプローチをするのか、どこまで向上させられるのか。これから更に発展していく分野なのかもしれません。
思ったことをそのまま文字にできるテレパシー入力のようなものができるまで、際限なく進歩が続きそうですよね。そこまで極端でなくても視線入力とか。