新型通勤電車の開発について (JR北海道、PDF)
JR学園都市線の電化を見据えたJR北海道の新型電車735系の概要が明らかになりました。
イメージイラストを見る限り、エクステリア・インテリアともに現行の731系をベースにしているようです。731系との違いは、10cmの低床化により乗降口がノンステップになっていること、ボディがアルミ合金(731系はステンレス)であること、時速0kmまで回生ブレーキを作動させるいわゆる全電気ブレーキを備えることなどです。
今年3月(ってすぐですねw)に完成し、その後雪や寒さに耐えられるかどうかの試験を平成22~23年度で行う予定です。平成23年度までには学園都市線の電化も完了する見込みなので、試験が問題なければ量産して一気に気動車を置き換える感じでしょうか。
新型は別に学園都市線に限定運用されるわけではない(札幌圏で従来の電車と混運用)のですが、電化の一翼を担う事は間違いないわけで、沿線住民としては期待が高まるばかりです。