HTC Desire SoftBank X06HT (SoftBank)
本日(3/28)の「ソフトバンクオープンDAY」において、昨年末に予告されていたSoftBankのAndroid端末が発表されました。海外で発表済みの「HTC Desire」をほぼそのまま日本に持ち込むようです。発売は4月下旬以降を予定。
主なスペックは3.7インチ有機EL、1GHzのCPU、Androidは最新の2.1でマルチタッチ対応、独自UI「HTC Sense」搭載など。ブラウザはFlash(Flash Lite 4.0)に対応します。
この時期のAndroid端末としてはどうしてもSony Ericcson-docomoの「Xperia」と比較してしまいますが、Desireは後出しだけあって上回っている点があります(XperiaはAndroid1.6、Flash非対応)。ただXperiaは単なるAndroidスマートフォンというより、Timescapeを軸としたマルチメディア・ソーシャルコミュニケーション端末という色合いが強いので、Desireにたいしてそれなりの差別化はできるのでは。
純粋にSoftBankの端末として気になる点は、キャリアメール(S!メール、いわゆるMMS)に非対応な点と、4月以降展開予定の1.5GHz帯での通信に非対応なこと。キャリアメールは今後のアップデートで対応出来るかもしれませんが、今後のSoftBankのインフラ増強の一部が1.5GHz帯によって行われることを考えれば、トラヒックを食うはずのスマートフォンが帯域を使えないのは苦しいかなと(通常の携帯電話を1.5GHzにどかして、空いた2GHzをスマートフォンでという考えもありますが)。
X06HT、興味はわきますが、4/1発売のXperiaを予約している身なのでとりあえず様子見しようと思います。個人的にSoftBankはメイン回線にしているので、次に変更する機種はキャリアメールと1.5GHz帯は外したくないかなと。少なくともSoftBank夏モデルを見てから考えたいと思います。
それにしても、Xperia、Desire、さらに3/30に発表が予想されているKDDI端末と、今年は本当にAndroidが飛躍する年になりますね。