KDDI新シリーズ「IS series」はどう評価されるべきか?


 IS series (KDDI)

昨日(3/30)発表だったのですっかり乗り遅れてしまった形ですが、au by KDDIの新商品ライン「IS series」が発表されました。Android搭載スマートブックの「IS01」と、Windows Mobile 6.5.3搭載の「IS02」です。

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個人的にXperiaやDesireのような「Android搭載スマートフォン」を期待していたので、IS01が発表された瞬間「え~」的な気持ちになってしまい、冷静に判断することなくIS02を含めて「だめじゃん」とか思ってしまったのですが、1日置いて冷静になったので、改めて商品について考えてみたいなと。

まずIS01ですが、これは商品云々より打ち出し方が中途半端だったと思います。Twitterで誰かが言っていましたが、「auの通信機能を内蔵したAndroid搭載の新Zaurus」と紹介されれば、第一印象が全く違ったかなと。冷静に内容を見ていくと、AndroidというオープンOSの上に、ワンセグや赤外線など日本の携帯電話に定番の機能を搭載し、EZwebメールやLISMOにもアップデートで対応予定というのは、今後の携帯電話のあるべき形を考える上で重要な要素です。1号機であるIS01で日本の携帯電話の機能をAndroidに移植できれば、今後出てくるであろう「本丸」のスマートフォンにもそれらが転用できるわけで、単純に海外モデルを持ってくるだけでは実現出来ない競争力を持つことができるかもしれません。そういう意味でIS01は注目すべきモデルですね。単純に商品としてみた場合数がでるかというと厳しいところでしょうけど。

IS02については、Microsoftのロードマップにおいてすでにレガシーになることが確定しているWindows Mobile 6.5.3という時点であまり興味が持てないのですが、iPhoneのような静電タッチパネルだけは試してみたいと思っています。Windows Mobileの(個人的にはあまり好きになれない)操作感が、静電タッチパネルでどの程度洗練されるのか。

正直なところ今回のISシリーズ第1弾は、KDDIとしても様子見なところがあるのだと思います。今回の製品をリリースすることでアプリストア(au one Market)などスマートフォンに関する経験を積んで、次世代の商品に反映して欲しいところです。

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