SoftBankとdocomoの決算発表


昨日(4/27)はSoftBank、今日(4/28)はdocomoの決算発表がありました。数字的な部分は個人的に興味がないので置いておいて、それ以外の部分でざっくり感想を。

SoftBank孫社長の「モバイルブロードバンドのトラヒックが40倍になる」という話はインパクトがありましたね。他社インフラへのタダ乗りと揶揄されることが多いSoftBankのフェムトセルとWi-Fi重視戦略ですが、トラヒック40倍ならば仕方が無いのかもしれません。個人的にはSoftBankがフェムトセルを大量に配布したときに、サービスエリア全体としてみたときに整合性を保てるのかどうかにものすごく興味があります。屋外基地局との干渉とか大丈夫なのだろうかと。ともあれ「とにかくやってみる、前へ進む」という勢いはSoftBankから感じることが出来ました。

SoftBankはこの3月に停波した2Gで使っていた1.5GHz帯を今後3G向けに整備していくようです。決算発表でも「1.5GHz帯は2GHz帯の2倍飛ぶ。本当は800MHz帯だったら4倍飛ぶのだが」といつもの800MHz帯ラブコールw。ただ確かに1.5GHz帯をうまく使えばSoftBankの弱点はフォローできるかもしれません。気になるのはスマートフォンの対応。帯域を一番食うハズのスマートフォンは、日本特有の1.5GHz帯への対応は絶望的。iPhoneもDesireも2GHz帯しか使えません。他の携帯電話を早急に1.5GHz帯に逃がして、空いた2GHz帯でスマートフォンという感じにする必要がありそうです。

一方のdocomo。こちらはXperiaのAndroid2.1アップデートとiPad向けSIMカードの提供が山田社長の口から明言されたことがトピックでしょうか。iPadはSIMフリーで販売されるという前提で、そこに対してSIMカードだけを提供するイメージでしょうね。

またXperiaでiモードメールに対応する話題や、将来的にスマートフォンにおサイフケータイを搭載するという話題など、SoftBankのような派手さはないですが着実にパラダイムチェンジに対応しようとしている姿勢が見えます。

個人的に注目したいのは次世代携帯LTEの動向。当初は東名阪で5MHz幅を使って最大37.5Mbpsのサービスを提供するものの、駅や空港など屋内の一部では10MHz幅を使って75Mbpsのサービスをするとのこと。docomoの場合LTEの帯域は当面FOMAの2GHz帯を削って行うため、FOMAのトラヒックをいかに他の帯域に逃がせるかがポイントです。あれ、SoftBankのスマートフォン関係の話題と似てきましたw。使用する周波数帯が複数になっていくこの頃、各社帯域をどのようにやりくりするかが腕の見せ所ですね。

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