ソウルの電気街といえば竜山(ヨンサン)が有名ですが、客引きが激しいらしいということと、連れも楽しめるという観点から今回は竜山を避けて、江辺(カンビョン)の「テクノマート」に行ってきました。
ソウル市街から地下鉄2号線に乗り、江辺駅で降ります。車内放送が韓国語(と英語)のみだったので乗り過ごさないかとドキドキしていましたが、江辺の時だけ日本語が流れ拍子抜け。やはり日本人がよく訪れる場所ということでしょうか。改札を抜けて左右を見回すと、テクノマートへ直結する下り階段があります。「テクノマート」を表すハングルとロゴマークを覚えておけば見つけるのは簡単です。
建物内は地下2階がスーパー(ロッテマート)、地下1階~1階が衣類など、2階以上が家電となります。ここでゆっくりと現地の家電品をみてやろうと思っていたのですが、やはり客引きがすごくて気後れしてしまいました。それもそのはず、このテクノマートは単一の店舗ではなく、大きな建物の中に小さな電気商店がたくさん入っているような感じなので、とにかく自分の店舗で買ってもらおうとみんな必死なのです。
建物自体はとてつもなく広く、また商品もたくさんあるのですが、上記のように小さな電気商店の集まりのため、よくよく見ると同じ商品があちこちに置いてあり、種類という意味では見た目ほど多くありません。メーカーはやはり韓国ということで、Samsung、LGの商品が多いですが、カメラのコーナーには予想以上に日本メーカーが多く、特に一眼レフはCanonとNikonの独壇場です。
さて、肝心の携帯電話は6階にあります…が、基本的に「SKTの携帯」「KTの携帯」という感じで、キャリアとセットで売られているため、外国人観光客はお断りの雰囲気でした。それでも日本で売られているSamsungの端末と同じ形の端末を見つけられたり、楽しいひとときは過ごせたのでよしとしましょう。
商品を買えないならせめてカタログを…と思ったのですが、携帯電話コーナーも別のコーナーも、基本的に「買うなら歓迎、買わないなら帰れ」的な雰囲気で、カタログの類を見つけることは出来ませんでした。結局携帯電話のカタログはSKTの店舗で手に入れられたのですが、その話はまた別の記事で。