「WebM」はHTMLの標準ビデオフォーマットになるか?


Google、オープンなWebビデオフォーマット「WebM」を発表 (ITmedia)

次世代のHTMLである「HTML5」では、それ単体でビデオを再生することができる<video>たぐがありますが、ブラウザがどの動画フォーマットに対応するかは未定義でした。候補としてH.264とOgg Theoraがありましたが、H.264はライセンス料がかかる可能性が懸念され、オープンソースのTheoraは効率が良くないというジレンマがありました。

そこに現れたGoogle、買収したOn2の「VP8」をビデオコーデックに、オープンソースの「Vorbis」をオーディオコーデックにしたフォーマットを「WebM」としてオープンソース、ロイヤリティフリーで公開しました。このフォーマットにはGoogleはもちろん、MozillaやOperaが賛同しており、それぞれのベータ版ブラウザでの対応が始まっています。Microsoftも公式ブログでサポートを表明しています。あとはAppleが対応してくれればといったところでしょうか。iPhoneで使えないなら片手落ちでしょうからね。

ともあれ<video>タグで共通に使えるビデオフォーマットが決まれば、HTML5の活用も加速していくのではないでしょうか。今後の動向が楽しみです。

「WebM」はHTMLの標準ビデオフォーマットになるか?」への2件のフィードバック

  1. よし

    えど様
    いつも為になる貴重な記事を拝見させて頂いています事を感謝申し上げます

    今回、挙げ足取りのようで恐縮なのですが
    また私などは個人のブログ記事に指図する立場ではなく、ただ個人的願望としてはですね
    「片手落ち」という言葉は、えど様には使って欲しくないという思いがあります
    私が、えど様に、こうであって欲しいなど理想を抱いても、えど様が合わせなければならない義務など存在しないかとも思いますけれども
    「片手落ち」は
    「片手」+「落ち」ではなく「片」+「手落ち」であり
    「手=仕事」であり
    配慮が一方に欠ける(片寄っている)
    というのが本来の意味かと思われるのですが
    一方、言葉自体から腕のない人を連想させてもしまうという主張もありますね 過去の判例で差別用語ともなりました
    マスコミにおいては「片落ち」「不公平」などへの言い換えがされていますね
    放送コードには引っ掛かるのは事実としてありますね
    しかしながら、何をもって差別用語・不快用語・不適切な表現となるかの厳密な判断は難しいところではありますね

    以上、一個人の意見として申し上げさせて頂きました
    失礼致しました

  2. えど 投稿作成者

    よしさんコメントありがとうございます。

    > 「片手落ち」という言葉は、えど様には使って欲しくないという思いがあります

    差別用語の件、色々な意見があるようですが、少なくとも差別用語と思う「人もいる」ということ自体知りませんでした。以後留意したいと思います。ご教授ありがとうございました。

    さて、Googleが提案したビデオフォーマット「WebM」ですが、どうもAppleは採用に消極的な様子。自社が押すH.264に比べて劣る、H.264に類似の箇所があり特許のリスクがあるなどと理由を付けていますが、今のAppleはGoogleの提案したものを採用したくないというのが本当のところかもしれません。HTML5の統一動画フォーマットは実現するのか。ここは各社妥協も必要ではないかと思います。HTMLのせっかくの魅力が台無しにならないよう、業界各社の配慮を期待したいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.