日本通信、ついに通話もできるSIMを発売


日本通信、スマートフォン用SIM「talkingSIM」を新発売 (日本通信)

日本通信といえば、WILLCOMやdocomoから回線を借り受けるMVNOとしてデータ通信サービスを行っていますが、今回発表された「talkingSIM」は、ついに音声通話にも対応したSIMカードです。電話としてフルセットの機能を持つ契約をSIM単品で発売するというのは日本では画期的ですね。

talkingSIM_package_L[4]

内容を見てみると、すでに提供されているデータ通信向けSIM「U300」に音声通話機能を追加したような感じになっています。月額3,960円でインターネットは使い放題(ただし通信速度は300kbpsに制限)、さらに1,000円分の無料通話を含みます。音声通話もできるということで、他社からの番号ポータビリティ(MNP)にも対応。動作確認されている端末は(docomoのMVNOということで)docomo端末やNokiaのSIMフリー端末など。

例えばXperiaで通話は0、通信はパケット定額の上限まで使うと仮定して超ざっくり計算すると、docomo回線の最安が780+5,985=6,765円が、talkingSIMに差し替えると3,960円。仮にdocomo回線を寝かせるとしても3,960+780=4,740円となり、2,025円安くなります(代わりに通信速度が300kbpsに制限されますが)。docomo.ne.jpアドレスが使えるspモードも気になりますが、そんなものはいらないという人には魅力的なサービスではないでしょうか。

日本通信さんには次のステップとして、携帯電話Webサービス(あえてiモードとは言わない)が使えるSIMを期待したいなあと思います。あと海外SIMフリー端末を持ってきてほしいなと。

2 thoughts on “日本通信、ついに通話もできるSIMを発売

  1. 春里

    うはぁ、これは悩みます…。
    ぶっちゃけXperiaはドコモの回線を解約しない限り違約金取られませんからね(笑)。
    実際そんなに回線速度を必要とするアプリケーションを使わないから、若干魅力的です。しかも1,050円分の無料通話まで。ぬぬぬ…。

  2. えど 投稿作成者

    春里さんコメントありがとうございます。

    > ぶっちゃけXperiaはドコモの回線を解約しない限り違約金取られませんからね(笑)。
    > 実際そんなに回線速度を必要とするアプリケーションを使わないから、若干魅力的です。しかも1,050円分の無料通話まで。ぬぬぬ…。

    やっぱり同じこと考える人がいたw。spモードの件がなければ、XperiaはtalkingSIMで運用して、docomo回線は780円の最低プランで維持とかするんですけどねぇ。

    マニア的には独自Webサービス(WAP2.0)や独自MMSサーバーを立ててくれると、docomoの回線で世界標準サービスを使えていい感じなんですが。

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