SPモードに備えたXperiaのアップデート、PC経由で適用してみる


今日(8/30)から、「Xperia」のアップデートが提供されています。今日提供されたのはPC経由でのアップデートのみで、端末から直接アップデートできるのは明日(8/31)になります。「初期状態に戻される」と噂のPCアップデートを無謀にも試してみたので、その記録を。

結果から言えば、初期状態に戻されることはなく、データを引き継いだままアップデートを実行することが出来ました。まずアップデートソフトを起動して機種を選択した後、この画面が出たところで「バックキーを押しながら端末をUSB接続」します(Xperiaの場合端子カバーが邪魔で結構大変w)。

xperia_update_001

端末の認識に成功すると、インストールタイプを確認します。今のデータを残す場合は「アップデート」を選択。ここで「アップデート+初期化」を選んでしまうと、文言通り端末が初期化されてしまうのでしょう。

xperia_update_002

アップデート実行中。時間は正確に測ったわけではないのですが、十数分という感じです。

xperia_update_003

アップデート完了。この後端末を取り外して電源を入れれば作業は完了です。

xperia_update_004

アップデート後の端末情報はこちら。ベースバンドバージョンが1.0.24→1.0.36に、ビルド番号がR1EA025→R1EA029になりました。ファームウェアバージョンは1.6のまま、カーネルバージョンも変わらずです。

device1

9/1からのSPモードに備えて、アクセスポイントが新しく追加されます(アップデート時に端末を初期化しなかった場合、メニューから「初期設定にリセット」すると現れます)。

device2

新たに追加された「バックアップと復元」アプリ。まだ試してないですけどw。

device3

実際ちょっと使った感じだと、タッチパネルの反応が少し良くなったような気もしますが、プラシーボかもしれませんね。文字入力はなんといっても、英単語の予測を確定したときに勝手にスペースを入れるのをやめさせる設定があったのが大きいです。やっぱりこれで困っていた人多かったんですねw。

実際の使い込みは9/1のSPモード開始後にしようと思いますが、なかなか期待できる感じでいいのではないでしょうか。