今日（9/7）、携帯電話・PHS・BWAの2010年8月純増数が発表されました。
| キャリア | 純増数 | 備考 |
| docomo | 125,500 | 2in1：-3,200 プリペイド：-1,600 モジュール：43,400 |
| KDDI | 56,600 | プリペイド：-4,800 モジュール：33,700 |
| SoftBank | 288,900 | ダブルナンバー：-100 プリペイド：25,700 モジュール：65,900 |
| EMOBILE | 53,500 | プリペイド：5,900 |
| WILLCOM | -18,700 | |
| UQ | 36,300 |
IP接続サービスは以下の通り。
| サービス | 純増数 |
| iモード | -12,300 |
| EZweb | 7,300 |
| Yahoo!ケータイ | 192,000 |
| EMnet | -1,400 |
MNP転入出は以下の通り。
| キャリア | MNP転入出 |
| docomo | -40,100 |
| KDDI | -36,200 |
| SoftBank | 77,000 |
| EMOBILE | -800 |
1位のSoftBankと2位以下の差が先月より広がっており、iPhone 4によるワンサイドゲームの様相を呈してきました。MNPもSoftBankの完勝状態です。まだまだiPhone 4の効果は絶大ですね。docomoはiモードの純減が気になるところ。iモード契約の必要ないデータ通信カードやスマートフォンで数を稼いでいるのか、はたまた電話だけでいいというライトユーザーなのか、spモードの契約数が公開されれば判断しやすいのですが。KDDIとEMOBILEはあまり大きな動きがない状態です。WILLCOMの純減が減ってきているのは再生への第一歩なのか、来月の数字を待ちたいところ。UQは先月より若干純増数が減少。まあ地道にやって欲しいです。
しばらくはSoftBank優位のこの状態が続くのでしょうね。しかしiPhoneが増えれば増えるほど、SoftBankの2GHz帯ネットワークが逼迫していくのもまた事実。基地局の増設や1.5GHz帯へのオフロードなど着実にやらないと、PDC時代のDoCoMoのように品質の低下を招いて足元を救われるということもありえます。次の展開はどうなっていくのでしょうか。