WILLCOM再生への第一歩となるか


更生計画案の提出に関するお知らせ (WILLCOM)

WILLCOMが今日(10/14)、更生計画案を裁判所に提出したと発表しました。

内容の大筋は既報の通り。次世代高速通信サービス(XGP)事業および電柱等の資産、基地局ロケーションの賃貸借契約などをSoftBankとアドバンテッジパートナーズが出資する新会社に承継し、WILLCOMは現行PHS事業の会社として歩むことになります。併せてWILLCOMはSoftBankに株式を全て譲渡、取締役もSoftBankから受け入れて、事実上SoftBank傘下ということになります。

今後SoftBankがWILLCOMをどう活かして(あるいは料理して)いくのかはしばらく様子をみる必要がありますが、ともあれ今後の道筋はある程度見えた感じですね。最終的にユーザーをSoftBank携帯電話に巻き取るのか、XGPの帯域でTD-LTEをやるのか、今後も注目すべき点は多そうです。