IDEOS (日本通信)
ちょっと前の話なのですが、日本通信からHUAWEI製スマートフォン「IDEOS」が発表されています。12/24からオンライン販売が開始されており、12/28からは家電量販店などの店頭でも買えるようになります。
まず注目すべきはその価格。回線契約の縛り無しで26,800円というのは日本市場では破格の安さ。もちろん端末スペックもそれなりで、画面はQVGA(240×320)という最低スペックですが、とにかく安くAndroid端末を使いたいという人にはひとつの選択肢かもしれません。SIMロックがかかっていないいわゆるSIMフリーの状態で販売されますので、端末だけ買って手元のSIMで使うという方法もOKです。WCDMA 2100/800/1700MHzに対応するので、国内だとdocomo、SoftBank、EMOBILEの回線で使えることになります。
IDEOSと同時に、050電話番号を用いたIP電話サービスも発表されています。IDEOSのデータ通信を用いて、050電話番号をあたかも携帯電話のように使えるサービスを月額490円(税込)で提供します(2011年1月開始予定)。携帯電話の不安定なデータ通信でIP電話がどれだけ実用的になるのか、非常に興味がありますね。
さらにIDEOSに関しては、端末開発元であるHUAWEIの日本法人が「うちが関係した端末ではない」という発表を行っています。要するに日本通信が海外から輸入してきているというわけですね。何から何まで前例のない端末です。ちなみにEMOBILEから発売が予定されている同型機種「Pocket WiFi S(S31HW)」は日本法人が関係しているということで、なにやら大人の事情が見え隠れ。
この端末については、12/24のオンライン販売開始以来ずっと買おうかどうか迷っています。ここまで待ってしまったので、とりあえず12/28の店頭販売開始の様子を見てみようかと思います。