日本エイサー、1kgを切る10.1型AMD Fusion搭載タブレット「ICONIA TAB」 (Impress)
ICONIA TAB (日本エイサー)
タブレットといえばiPadかAndroidかというこのご時世ですが、今回発表された「ICONIA TAB」はWIndows 7搭載。「おもちゃのタブなら、スマホでいいじゃないか。」となかなか挑戦的なキャッチコピーです。
プッシュされているメリットもマルチウインドウやOffice対応など、Windowsを搭載していることによる内容が並んでいます。
PCとしてみた場合のスペックは、CPU(APU)がAMD C-50(1GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GBのSSDと、ネットブックとちょんちょんといった感じです。タブレットとしては問題ないのかもしれません。
でもタブレットの画面にWindowsが表示されたら、結局キーボードやらマウスやら使いたくなりません? 最大の問題はスペックではなくユーザーインタフェースの最適化にあると思うのですが…。一応タッチ対応のアプリランチャーやソフトキーボードはあるようですが、ユーザーに「キーボードやマウスではなくタッチで操作したい」と思わせるには至っていない感じです。これはAcerが悪いわけではありませんが。
販売価格は6万円程度とのこと。店頭で触ってみたいとは思いますが、欲しいかと言われればちょっと微妙かも。Acerにはむしろ海外で発表されているICONIAブランドのスマートフォンを日本にも導入してほしいなと思ったり。「スマホでいいじゃないか。」と言い切るならば、そのスマホも提供してほしいです。