今さらながらAmazonのクラウド「Amazon EC2」をいじってみた


最近新しいことにチャレンジできていなかったので、この連休を機会に色々やってみようと。手を出したのはAmazonのクラウド「Amazon EC2」です。

大規模データセンターにサーバーやサービスを集約して配置し、ユーザーはネットワークを経由してそれらを利用するというのがいわゆるクラウドの利用形態ですが、もう少し掘り下げると提供するサービスのレイヤーが異なる様々なサービスがあります。すでにいじったことがあるGoogle App Engineはフレームワークを含めたアプリケーション実行環境を提供する「PaaS(Platform as a Service)」ですが、今回のAmazon EC2は仮想的なサーバーそのものを提供するという意味で「IaaS(Infrastructure as a Service)」といえます。

で、Amazon EC2(を含んだAmazon Web Services、以下AWS)にアカウントをつくろうとWebページを検索したのですが、今はAWSのWebページに日本語版があるんですね。AWSは英語版のみだと勝手に思っていたのでちょっと驚きです。手続きを進めていくとやっぱり英語のページになりますが、入り口や解説だけでも日本語だと敷居がグッと下がります。AWSアカウント自体の作成は無料ですが、支払い用クレジットカードの登録が必要なのと、ユーザー確認のため入力した電話番号に電話がかかってくる(機械による自動電話発信)のがちょっとだけハードルかも。電話の自動音声は英語なのでちょっと面食らいましたが、落ち着いて手続きすればきっと大丈夫だと思います。

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AWSアカウント作成後、EC2の仮想マシン(インスタンス)を作成することになりますが、新規AWSアカウント作成から1年間、Linux/Unixを実行する一番規模の小さいEC2インスタンス(micro)が1年間有料で使えるそうです。条件は以下をご参照ください。

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ならばというわけで、CentOSのmicroインスタンスを生成して使ってみることに。ここでも「EC2はコマンドラインで操作しなければ」と思っていたのですが、今では「AWS Management Console」というWebベースのインタフェースがあるので、インスタンスの作成や管理がGUIで行えるようになっています。これは便利。

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さらにEC2に関していくつか誤解があって、

・インスタンス再起動でディスクの内容がリセットされてしまう
→そういう設定もあるが(Instance Storage)、今ではそうでない設定もある(EBS)。microのインスタンスではEBSのみサポート

・インスタンス再起動のたびにIPアドレスが変わってしまう
→いまでは固定的にIPアドレスを割り当てる設定がある(Elastic IP アドレス)

EC2の出始めの時とはずいぶん状況が変わっているようで、格段にとっつきやすくなっている印象です。

無事に設定を終了したEC2インスタンスは、全く普通のCentOSサーバーのように使えます(当たり前ですが)。ソフトウェアアップデートもできますし、自分の必要とするソフトを勝手にインストールすることもできます。最近はやりの低価格VPSサービスのような使い勝手ですね。

利用価格は(騙されていなければ)1年間無料、その後はCPUが0.027$/時、ディスクが0.12$/GB/月なので、1ヶ月にすると

0.027 * 24 * 30 + 0.12 * 10  ≒ 20.64(ドル)≒ 1,673(円)

くらいでしょうか。ServersMan@VPSさくらのVPSに比べると少し高い感じですが、EC2ならではの発展性を考えればまあ妥当かと。ずっと使うのが分かっているのならば「リザーブド インスタンス」を購入したほうが割安です(microの場合57$/年、86$/3年)。

1年間無料のmicroインスタンスを稼動させつつ、より規模の大きいインスタンスも(コストを負担した上で)今後色々触ってみたい感じです。

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