XGPは帯域幅2倍の“高度化XGP”へ――総務省が変更を認定 (ITmedia)
WILLCOMが準備を進めていた高速通信規格「XGP」ですが、財務的に厳しくなってSoftBankの救済を仰いだ次期以降方向性が見えなくなっていました。今回WILLCOMからサービスを引き継いだSoftBank子会社のWireless City Planning(WCP)が総務省に申請し直した内容で事業が進んでいきます。
申請の内容を見ると、帯域幅は10MHzから20MHzに拡大。上りと下りでスピードが違う方式に改め、国際規格のTD-LTEの機器を利用出来るようにするとのこと。
…それってまんまTD-LTEちゃうの?
実態がどうであろうと「高度化XGP」と名乗らないと、色々とつじつまの合わないこともあるんだろうなあと。個人的には貴重な電波資産をローカル規格に消費することがなくなったという意味でウェルカムです。
実質的にSoftBankのLTEはTD-LTEが先に市場にお目見えすることになりそうです。SoftBankの3G帯域は現状でほぼいっぱいいっぱいですから、TD-LTEの展開は楽しみですね。