GALAXY Nexusが手に入ったということで、仕事でそんな案件も将来あるんじゃないかなあとか思いながら、AndroidアプリのAndroid 4.0対応(というかActionBar対応)を試してみました。誰にも文句の言われなさそうな「DeathGrip Simulator」を生贄題材にしてトライ。
結果こんな感じ。画面上部にActionBar、右上に従来端末のハードウェアキーで表示させるメニューに対応する「i」ボタンを配置し、押すとバージョン情報を表示します。
バージョン情報画面はこんな感じ。画面右上のアイコンを押すと、ホーム画面に戻る(内部的にはホーム画面を再表示する)ようになっています。このへんの実装を含めて、ActionBarの実装方法はGoogleの開発者ガイドに詳しく書いてあります。
現在Android マーケットに公開しているものは、Android 2.3以下では従来通りの表示をするようになっていますが、Android 4.0のSDKサンプルに含まれる互換サンプル「ActionBarCompat」を使うと、Android 2.3以下の端末でもActionBar互換の表示をさせることができるようになります。こちらも試しましたが、ライブラリではなくプロジェクトサンプルのような形式での提供となるため、既存プロジェクトとのマージに若干手間取りました。
ともあれ、今後Android 4.0端末が普及してくるにつれて、アプリ側ではこのような対応が必要になってくるのでしょう。ActionBarを配置することによるデザイン的なケアも含めて、開発者側の新たな課題が増えた印象です。