イー・モバイルの全エリアを「EMOBILE G4」に対応 (EACCESS)
「EMOBILE G4」といえば、従来はDC-HSDPAによる下り最大42Mbps、あるいはHSPA+による下り最大21Mbpsの通信を意味していましたが、この度EMOBILEから「前エリアがEMOBILE G4エリアになる」と発表されました。
「やったーこれでうちも高速通信!」とか思ってしまいそうですが、よくよく読んでみると、
「EMOBILE G4」エリアとは、下り最大42Mbps*(エリアにより下り最大21Mbps*または下り最大14.4Mbps*)に対応したエリアです。
この時点で従来のG4エリアとは定義が変更されています。
全国人口カバー率92%超のイー・モバイルの既存エリアにおける、下り最大7.2Mbps*/下り最大3.6Mbps*の全てのエリアを下り最大14.4Mbps*以上に高速化し、以降新たに拡大するエリアも「EMOBILE G4」として整備します。
要するに従来非G4エリアだった下り最大7.2Mbpsのエリアを(HSDPAの上限速度である)14.4Mbpsまでの通信に対応させ、それをもって「EMOBILE G4」と呼ぶことにしましたよという話ですね。
それなりに高速化していることは間違いないのですが、なんとなくだまされたような気も。まあEMOBILEには今さらHSPA+/DC-HSDPAよりもLTEに注力して欲しいと個人的には思います。