月別アーカイブ: 2012年8月

初代AtomマシンでWindows 8を動かしてみる


Windows 8のRTMがリリースされましたね。今回のWindowsはタブレットでの利用が強く意識されており、Intel版とARM版(Windows RT)が用意されています(もうご存知でしょうが)。Atomベースのプロセッサを搭載する「ThinkPad Tablet 2」の存在を知り、実用的に動くのかな?というわけで、以下の構成で試してみました。以前自宅サーバーとしてVMware ESXiを動かしていた機械です。Windows 8はEnterprise Edition(90日評価版)。

Motherboard ECS 945GCT-D(Atom 1.6GHz)
Memory NoBrand DDR2 2GB
HDD Hitachi SATA 500GB
VGA OnBoard
NIC Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter
(Disable Onboard NIC)

結論から言えば普通に動作しました。マザーボードのオンボードNICは認識しませんでしたが、外付けNIC(Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter)が認識しネットワークも利用可能。ビデオドライバはネットからのアップデートで適用されました。

画面はこんな感じ。1920×1200の画面だとMetro(という名称はなくなると聞きましたが以下Metroと記述します)は標準では隙間が開いてしまいますね。これからアプリをどんどん入れていけばいいのでしょうが。

windows8_atom_1

MetroモードのInternet Explorer。左右が開いてしまいますね。

windows8_atom_2

右側に天気予報を表示させてごまかしてみました。

windows8_atom_3

デスクトップモードなら今までどおりのWindowsです。

windows8_atom_4

Atom+メモリ2GBといったプアな環境でも、Windows 8はそれなりに動作しました(特にMetroモードはアニメーションもスムーズで実用域です)。起動やシャットダウンも速く、あれ以外とこれ使えるんじゃね?という感じ。現実的にはAtomでメイン環境は作らないと思いますが、サブ環境として置いておいてもいいかも。環境とか自動で同期するっていうし。

Twitterが閉鎖的に?API利用ルールが厳しく


Changes coming in Version 1.1 of the Twitter API (Twitter Developer
Twitter API v1.1でのAPI利用ルールの変更について (Twitterブログ)

Twitterの利用環境は、公開されたAPIを利用した様々なクライアントソフトやサービスに支えられているといえますが、このAPI利用に関して大きな変更が行われるようです。

詳細は上記リンクを参照していただきたいのですが(日本語記事もあるので比較的読みやすいです)、現在利用されているAPI(Version 1.0)から新バージョン(1.1)になる際に、API利用ルールが厳しくなります。従来のAPIは新バージョンリリース後6ヶ月で利用できなくなるため、API利用者に逃げ道はありません。

変更内容として大きく以下が挙げられています。

  1. すべてのAPIエンドポイントの承認
  2. エンドポイントごとのレートリミット方式を採用
  3. 特にTwitterクライアントに関連する今後の開発者ルールの予定

1. はいままで認証なしで利用できたAPI(公開タイムラインの取得など)も含めて、全てのAPIにユーザー認証を要求するというものです。ツイートを見るだけの場合は今まで認証が必要ありませんでしたが、今後はTwitterAPIへのアクセスは全てユーザー認証が必要となります。

2. はいままですべてのAPIに対して一律に課せられていた「1時間に350回」という回数制限を改め、APIの種類によって別個の回数制限を導入するというものです。基本的には1時間に60回、APIの種類によっては1時間に720回という制限になるようです。具体的にどのAPIが何回になるかは新バージョンのAPI公開時に明らかになるのでしょう。

3. は開発者に対してのルールが厳しくなるというものです。具体的には以下の制限が課せられます。

  • ディスプレイガイドラインへの準拠を必須に
  • 端末にプレインストールするクライアントはTwitterの承認が必須に
  • 認証トークン数が10万を超えるクライアントはTwitterの承認が必須に

ディスプレイガイドラインはツイートやタイムラインの表示フォーマットについて定めたもので「アイコンの表示は必須」「ユーザー名と@usernameの表示は必須」「返信、リツイート、お気に入りボタンの表示が必須」といった具合です。

端末にプレインストールするクライアントの件は、例えばNECのAndroid端末にプレインストールされているついっぷるや、スマートテレビのTwitter機能などが該当するものと思われます。プレインストールするなら公式アプリをという意味なのでしょう。

認証トークン数の件は、要するにサードパーティクライアントはTwitterの承認なしには10万件を超えるユーザーを抱えられないことを意味します。勢力が大きくなってきたサードパーティクライアントから純正クライアントを守るためにTwitterが承認を与えないことが容易になります。
※トークン数について、日本語記事では「100万」になっていますが、英語ドキュメントでは10万なので10万が正しいと思われます。

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一言で言えばTwitterはWebサイトや自社純正クライアントでTwitterを使って欲しいのでしょう。そうしなければサードパーティに無償でAPIを寄付してばかりで、広告表示などマネタイズをコントロールできず、結局事業を継続できなくなってしまいます。

とはいえTwitterに依存して事業を展開してきた人にとってはそれなりにインパクトがある内容であることは間違いありません。他社に頼りすぎてはいけないということでしょうか。

個人的には、利用者観点としてはiOSやAndroid向け公式クライアントでUserStreamに対応してくれれば我慢するところですが、開発者観点としては少々頭が痛い感じです。

【メモ】HTML5のApplication Cacheは動的ページには使えない


HTML5のapplication cacheがつかえない件 ((ひ)メモ)

WordPressのブログでjQueryのファイルだけApplication Cacheに入れて高速化できないかな…とか思って調べたりやってみたりしていたのですが、

「<html manifest="…">を記述してあるURLのリソースそのものもキャッシュされ、かつ、cache.manifestのNETWORKセクションに明にキャッシュしないように指示したとしても必ずキャッシュされることが仕様で定められている」

んだそうです。つまりApplication Cacheを使おうとしてmanifest=…の記述をした瞬間、そのページのHTML自体がApplication Cacheの対象になってしまいます。WordPressの場合、テーマファイルのheader.phpにmanifest=…の記述をすると、全てのページがApplication Cacheに入るカオス状態。

静的HTMLをコンテナとして、その内部をJavaScriptで書き換えていくような使い方では非常に有効に使えそうな仕様ですが、動的ページで使うのは厳しそうですね。

SoftBankの900MHz帯「プラチナバンド」、札幌市内で観測成功


7/25にサービスインしたSoftBankの「プラチナバンド」こと900MHz帯サービスですが、手元のiPhone 4SをいくらField Testモードにして調べても今まで受信することができずにいました。ただ今日(8/11)になってようやく900MHz帯の電波を確認できました。ネットで見つけた「端末を電子レンジにいれていったん電波を遮断すればいい」という情報を試した直後でしたが、この方法が効果があったかは不明です。

その時のスクリーンショットはこちら。Downlink Frequencyの3000台は900MHz帯を表すそうです。

sbm_900mhz_1

そのままの状態でスピードテスト。まだ900MHz帯に乗っている端末が少ないのか、はたまた休日の朝だったからかはわかりませんが良好な速度。

sbm_900mhz_2

ただしばらくするとすぐに2GHz帯を掴み直してしまいました。今まで本当に圏外に近い場所でない限り、900MHz帯の改善効果を実感するのは難しそうです。

なおField Testモードの出し方や読み取り方はこちらを参考にしました。

iPhoneで900MHz プラチナバンドを確認する方法 (Technomado)

【S-MAX・記事掲載報告】WiMAX+3Gモバイルルーター「DATA08W」を便利に使えるアプリ


WiMAX+3GモバイルWi-Fiルーター「DATA08W」をもっと便利に! スマートフォンから状態確認やモード切り替えができるアプリを試す【レビュー】 (S-MAX)

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UQコミュニケーションズから拝借しているモバイルWi-Fiルーター「DATA08W」シリーズ、今回はDATA08Wの状態を参照したり設定変更したりできるAndroidアプリを試してみました。今回試したアプリ2本は電池・電波の確認とWiMAX/3Gの切り替え程度しかできないのですが、それでもスマートフォンで確認できればいちいち本体を出さなくてよいだけ利便性はアップしますね。

記事本体にも書いたのですが、もうモバイルWi-Fiルーターのベンダーが公式でこういうアプリを出すべきではと思います(事実そういうケースは増えてきていますし)。