「World IPv6 Launch」をきっかけにして、IPv6とスマートフォンの関係をもう一度考えてみる【レポート】 (S-MAX)
スマートフォンのIPv6については、2011年7月に一度取り上げていますが、今回は「World IPv6 Launch」によりプロバイダ各社が適用しだした「AAAAフィルタ」を中心とした話題です。
結論から言えば、現状のスマートフォンはiPhoneもAndroidも、DNSの名前解決にIPv4を使うので、AAAAフィルタに引っかかってしまって、たとえ回線自体がIPv6インターネットに対応していてもIPv4でしかつながらなくなります。
回避のため、自宅ではIPv4のDNSサーバーをGoogle Public DNSに設定しており、いまのところスマートフォンもIPv6で通信できています。
ユーザーが意識することなく、気がついたらIPv6になっていたというような環境づくりをネットワーク事業者(特にフレッツのIPv6閉域網で問題を抱えるNTT東西)には期待したいところです。